天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

飛べ富嶽

 ラジコン飛行機大会がありましたので、一部をご紹介します。
 お目当ては富嶽(フガク)です。 富嶽は第二次大戦中に日本軍が計画したB29を超える6発の超大型爆撃機で、その名は富士山の別名にちなんでいます。大戦のさなか中島飛行機の創始者中島知久平により立案、開発が開始されたのですが戦況の悪化により中止されました。
 中島飛行機はスバルの富士重工の前身で、ここ群馬県太田市が本拠地でした。 その後時代を経て多くの有志の努力、多くの人達の協力で縮尺モデルが製作され折りにふれその雄姿が披露されています。 

 以下は、今回飛行した富嶽の 「旅客モデル(1/12)」 です。 「爆撃機モデル(1/15) 」 もあります。
 
富嶽01
富嶽02 富嶽03 

想像図、基本寸法、B29などとの比較図です。
富嶽04 富嶽05 富嶽06 
さて、いよいよ take off の最終調整でTVカメラを意識しながらも、緊張の瞬間です。
富嶽07 
人は目立たぬところでコントロール操作ができればベストですが、「黒子」と考えましょう。必死に追う姿はむしろユーモラスです。
富嶽08  富嶽09

「それ行けッ!」
富嶽10

 富嶽11 富嶽12 富嶽13 ←離陸直前です
一気に上昇してしまいました。
富嶽14 
悠々とした飛びっぷりです。
富嶽15  

帰還です。
富嶽16
富嶽17 
無事着陸。 観客から拍手喝采です。
富嶽19 
どの角度から見ても様になっています。
富嶽20 
ここは、群馬県太田市南を流れる利根川河川敷RC専用飛行場です。
以下は、富嶽の 「爆撃機」 モデルです。
富嶽21 
これは、予科練で使われた練習機です。
富嶽22 
予科練出身の老兵と自ら製作した愛機です。18歳のとき実際に乗り訓練を受けたそうです。 (サングラスは塗りつぶしです)
富嶽23  

他にも多数の参加があり、大にぎわいでした。


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  1. 2012/05/28(月) 10:36:58|
  2. 航空・宇宙
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ヘラクレス座 アルファ(α),M92

日食記事には多くのアクセスを頂き、本当にありがとうございました。興奮覚めやらず…ではありますが、気持を新たに今月初旬撮影のデータを記事にしましたのでご覧ください。

ヘラクレスの頭の部分にあるのが α星 ラス・アルゲティーです。
130日周期で2.9~4等級に明るさを変える変光星で、年老いて膨張・収縮を繰り返しているそうです。

ヘラクレスα本文 
TOA150  x1.6 extended fl. 1760mm焦点撮影、RGB:30"each

ラス・アルゲティーは2重星で、伴星とは光度差が大きく、伴星は暗く見にくいですが主星の左下にかすかに見える青い星です。(トリミングで拡大)

ヘラクレスα up  
 
さて同じくヘラクレス座の M92は、近くのM13 の迫力に圧倒され目立ちませんが美しい球状星団です。星々が中央高密度部から外へ徐々に広がる様子は何か優雅でもあり、見つめていると吸い込まれて行くようにも感じます。

M92
 
M92 本文 
M92   ← 拡大してご覧ください。
 TOA150 reduced fl  RGB:3'x4 each no bin

M13  たびたび登場しますが、比較用です。
M13 a 

それではまた、お会いしましょう。 

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  1. 2012/05/25(金) 21:59:54|
  2. 星座と星々
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金環日食 その2

ゴールデンリングの素晴しい映像・画像が茶の間にあふれ、お腹がいっぱいになってきた感じですネ。 この記事ではできるだけスナップ写真,その他を載せることに致します。

とは言うものの先ずは、合成版ですが改めて…という事で…。
トリプル 
同じく合成です。それぞれの間隔と形の時間の関係は考慮されておりません。
イレブン  

以下は、ピンホールボードによる像です。 (40×40cmくらいのボードに約3mmの穴を多数開けたもの) 
リング前後の部分食時に撮影したものです。
ニコニコ 1 
ハテ、どちらが先だったか…。 (^_^;)   
ニコニコ 2 
木漏れ日は自然のピンホールカメラです。 だがこの木はあまりできのよいカメラではなかったようです…。 (^^)
木漏れ日 

望遠鏡周囲あちこちにも…。
望遠鏡影 2 
サブ鏡もみな太陽に向かっているので…。 よく見ると三日月だらけです。
望遠鏡影 1 

撮影状況
望遠鏡での撮影には特殊減光フィルムを、手作りでキャップ状にして使用しました。
Baader Planetarium社アストロソーラーフィルム
減光フィルム 
カメラは、EOS kiss デジタルN (だいぶ古くなりました)。 望遠鏡 FL:1100mm直焦点です。
デジカメ 

今回の撮影には関係ありませんが、太陽の周囲がどうなっているのかソフト上で見て見ました。ソフトはステラナビゲータを使っています。
ソフト映像 
このソフトによると、金環食時 略々下図の配置となり、木星が 「見かけ上」 太陽に近く、正しく言うと太陽の方向にいて、天王星も充分視野に納まるところにいます。水星や金星はいつも太陽の近くにいますが、まさに太陽系家族が集まった感じですネ。もちろん月は太陽に完全に重なっています。太陽の回りのお話しなので、夜は見えない訳ですから青空を見上げて想像するしかありませんネ。
太陽家族 
 
またこの平面視野のなかで金星は矢印のように太陽を目がけて進んでいます。6月6日には太陽と重なり、これも日食と同じことになります。ただし虫食い程度の食なので食とは言わず「金星の日面通過」と言うのはご存知のとおりです。
またまた、天気を気にしながらやきもきしなければなりませんネ。


金環日食  その1 へもお立ち寄りください。

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  1. 2012/05/22(火) 22:41:39|
  2. 太陽系
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金環日食 その1

ここ北関東では予報を上回る天候に恵まれ、とてもラッキーでした。
さて写真を色々撮りましたが、先ずは時間軸に従ったものを並べて 『その1』 としました。 『その2』 では、これらを加工したものや、スナップなどを入れてできるだけ早く記事にしたいと考えております。

先ずは金環のピーク時間と、その前後の画像をご覧ください。 画像は、地上から見たときの見え方に上下を合わせてあります。
撮影データ:全て TOA150 fl 1100直焦点 カメラ:EOS kiss D/N ISO:100, 1/250(秒) Baader Planetarium社アストロソーラーフィルム使用
金環14f
金環16メイン
金環18r 

それでは、最初からご覧ください。
金環01 am6:20
金環02
金環03
金環04
金環05
金環06
金環07
金環08
金環09
金環10
金環11
金環12
金環13f
金環14f
金環15f
金環16メイン
金環17r
金環18r

金環19r
金環20r
金環21
金環22
金環23
金環24
金環25
金環26
金環27
金環28
金環29
金環30
金環31 am9:02 ほぼ終了

それでは、 『金環日食 その2』  をご覧ください。

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  1. 2012/05/21(月) 15:40:50|
  2. 太陽系
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金星 細く,大きい優雅なビーナス

6月6日の内合,&日面通過にむけて金星がだいぶ大きく、細くなっています。5月16日に撮ったものと3月12日のものとの比較です。
5月16日撮影
星516 
3月12日撮影
金星 3.12 
いずれも TOA150,12.5mmアイピース拡大撮影 動画数百コマコンポジット。

撮影条件が同じとはいえ、あまりにも大きさが異なるので調べたところ、視直径で、約48”(5/16)と20”(3/12)の差でした。微小角度なので近似的にこの数値を直径比率とすると2.4倍です。まあ納得せざるを得ませんが、まさに近ーいお隣さんです。
この後も、更に細ーく、大きくなり6月6日を迎えることになります。

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  1. 2012/05/18(金) 22:32:08|
  2. 太陽系
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M82 おおぐま座 スターバースト銀河

M82は、銀河面に垂直に吹く「赤い銀河風」でおなじみの銀河です。爆発的星形成(スターバースト)が引き起こされていると考えられています。 1,200万光年かなたの天体です。
M82 Hα New 
TOA150 F5.5 reduced. L:8'x8,Ha:20'x6, RGB:4'x6(2x2bin),Ha:soft bin Red用

赤い銀河風は写ったのですが今一歩でした。Hα露出は更に倍くらい欲しいイメージです。

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  1. 2012/05/15(火) 20:49:28|
  2. 銀河
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M83 うみへび座 棒渦巻き銀河

 昨晩は何と "うみへび" のしっぽあたりの低空でも撮影可能な空となりました。ただしM83は、へびのしっぽの下にあり、悩ましい街灯や電線を気にしながらの撮影でした。
 前回の
「棒渦巻き銀河」記事 の2つの「棒」とはチョット異なりますが、このM83もれっきとした棒の持ち主で、やはり神秘的でその上優雅です。
M83 New 本文 
TOA150 reduced fl. L:6'x10 RGB:3'x6 2x2bin each



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  1. 2012/05/13(日) 15:06:33|
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棒渦巻き銀河 NGC1300, M91

 NGC1300を初めて見たとき、その神秘的な姿に大変驚いたものです。中心のバルジから出る棒のような直線部分は何度見ても不思議です。 しかし、渦巻き銀河の内の約半分は棒渦巻き銀河だそうで(珍しくないそうですから) 余計にびっくりです。
 同銀河の直径は11万光年ということで我々のいる「天の川銀河」より少し大きいそうです。そして何と「天の川銀河」もまた棒渦巻き銀河だろうと言うのが最近の説のようで、このNGC1300やM91には親しみを感ずるようになりました。

NGC1300 エリダヌス座 6100万光年
N1300 refine
TOA150 reduced fl L:10'x8 full, RGB:4'x6 each 2x2bin

以下は、M91(NGC4548) かみのけ座  6300万光年(5300万光年説も) 
 天の川銀河の解説用のイラストなどには、むしろこの形に近いものを見かけます。 これまたNGC1300に劣らず神秘的です。 こちらもまた不思議な 「棒」 です。
M91 refineTOA150 reduced fl L:8'x10 full, RGB:4'x6 each 2x2bin
 

うみへび座M83も加えたいのですが、このところの天候ではしばらく難しいようです。

ところが、その2日後に 撮れましたので 『M83』 をごらんください。

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  1. 2012/05/11(金) 09:18:52|
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アルビレオ 白鳥座,& M27

はくちょう座の「アルビレオ」は最もポピュラーな2重星の一つですが、主星/伴星の色の違いを出すのは結構難しいものです。
アルビレオ 

こと座のベータ(β)星もきれいな2重星です。 3.4等の青白色の星と、白色の8.6等級の星と言われますが、どうもだいぶ微妙過ぎて…。
こと座β 

M27は近くに居たので…。
M27 new本文
M27 new r1 TOA150 reducer L:5'x8,RGB:4'x6each(2x2bin)


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  1. 2012/05/06(日) 20:48:21|
  2. 星座と星々
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地球のクレーター ミティアクレーター

 米国アリゾナ州のフラグスタッフ市は、グランドキャニオンの玄関口として知られています。そこからハイウェイ40号線でアリゾナ砂漠を東に 40マイル走ると、※大きなクレーターが出現します。
ミティア合成 本文 
ミティア合成s 

全貌を見るには、以下のパンフレットがよいでしょう。
パンフ裏 本文
パンフ裏 拡大してご覧ください。

パンフ表 本文
パンフ表  クレーターパンフ白黒  拡大してご覧ください。 

 ミティアクレーターとか※バリンジャークレーターなどと呼ばれますが、これは約5万年前のマンモスの時代に 地球に衝突した隕石によって形成されたクレーターです。 ミティアとは隕石、流星を意味します。
 直径約1.2 ~1.5km、深さ約170mで、クレーター全周囲を囲む壁は※爆発で形成されましたが、 周囲の平原から30mの高さにも達するそうです。 

 衝突した隕石は直径約20 - 30mの鉄金属隕石と推測され、時速4万kmを超える速度で落下したと考え られています。 
 そしてこの爆発は凄まじく、総重量は1億7500万トンと推定される岩石を掘り起こし、周辺からは30トン もの隕鉄の破片が発見されたそうですが、隕石の大部分は衝突時に蒸発したと考えられています。


※大きなクレーター…
 月のクレーターなら直径100kmクラスがざらで、それらに比べるとかわいいものですが、目のあたりにすると、…デッ、デカイです…。 (゚Д゚;)   
 ロシア、オーストラリアなどには月のクレーターに対抗できる巨大なものも衛星写真で紹介されていますが、 ミティアクレーターのようにこれほどはっきりした形で残っているのは珍しいそうです。

※バリンジャー・クレーター
 クレーター発見当初、多くの地質学者はこのクレーターは火山の火口と考えましたが、1903年に鉱山技師の ダニエル・モロー・バリンジャーが巨大な鉄金属隕石の衝突によって形成されたクレーターであると考え、 その後1906年にかけてクレーターに関する研究を重ね、バリンジャーは、共同研究者である物理学者と共に 衝突説を裏付ける証拠を示しつゝ、論文をまとめ発表したのです。
 その後、彗星の研究などで著名な天文学者・惑星科学者ユージン・マール・シューメーカーの研究によって バリンジャーの説が証明されたのでした。

※爆発
 衝突と言うべきですが、爆発のほうが合うようなので…。


更にご覧ください;
展望デッキから見てクレーター右手方向のバンク
クレーター写真2 
同正面
クレーター写真3 
同左手バンク
クレーター写真4 

 下の写真は、施設、駐車場、I-40hwyに繋がるアプローチ道路、はるか向こうの山は ハンフリーズ・ピーク(標高3,850m)という富士山より高い山でフラグスタッフ市はこのふもとにあります。  
 クレーターから山までは、約45マイル(70km)もあるのに乾燥がはなはだしいせいか、ずいぶんハッキリ見えています。また、ここは標高2000mの広大なコロラド高原の一画にあり、夜はいつも満天の星空だそうです。かつ360°邪魔物ゼロの完全パノラマです。 
 クレーター写真1

砂漠では、いくら走っても景色が変わりません。

クレーター写真6 


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どうもお疲れ様でした。


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  1. 2012/05/02(水) 11:07:47|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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