天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

雲間の月と双眼鏡

 北関東では相変わらずハッキリしない空模様が続いていますが、東北地方の豪雨は大変深刻です。 被害へのお見舞いとともに 早く星空が戻るよう祈ります。

 こちらでは、月が時おり雲間から顔を出してくれるので、そんな時は双眼鏡で眺めています。 22日(月)夜半は月齢14.3でほぼ満月でした。 双眼鏡を使ったコリメート撮影をやってみました。

双眼鏡03
 上の画像は40mm焦点のアイピースで12x , 下は同20mmで24x です。
双眼鏡04 
  カメラはEOSkissDigi./N ノーマルで、FL:35mm付近  F5、 ISO 100 、12x のほうが1/80sec、24x のほうは 1/50 です。 

 にわか撮影で 下の写真のように撮影しました。 特に24x では日周運動で結構動くため、しかも雲合いも見ながらで…光軸やピント合わせに手間どりました。
 しかし接触しないように細心の注意が必要で、コンパクトデジカメを使うほうが気楽かも…。 できればコンデジ用のアダプターを作り 望遠鏡に固定して撮影するのが安全確実だと思います。
双眼鏡05
                                             上の写真のカメラは、EOS60Daです。     
  双眼鏡を紹介させて頂きます…;
 Vixen BT81S-A   口径81mm・アクロマート/マゼンタコート  焦点距離480mm  
 アイピースは上記の通り 20mm と 40mm を使用しています。

双眼鏡01   

 
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  1. 2013/07/27(土) 10:42:52|
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タムロンSP 70-210 レンズ

 このたび TAMRON SP 70-210mm F/3.5 というフィルム時代の遺物のようなレンズを入手しました。 調べて見たら1984年発売 ~ 1999年まで製造されたレンズで、当時の価格は¥63,000ということでしたが、今となってはジャンクレンズで何と¥1,000也でした。
タムロンSP 

 どこまで撮れるの…? ということで撮ったのが下の写真です。青ハロ…というか紫ハロがはげしく出ました (言う必要なかったか…)。  FLは210mm カメラは毎度 EOS60Da  3'x6枚 ISO1600 でした。 長さで70%くらいにトリムしています。 朝霧高原での今月8日未明の撮影です。
 銀河の写り具合は 悪くないと思います。 
1000円ですし…。
アンドロメダ210  
  さて、折しもステライメージV.7では ”青ハロ・偽色除去” なる機能が追加されましたので、さっそくやって見たのが以下の画像です 結構除去できたかと思います。
アンドロメダ210 青ハロ除 
 もっと除去できそうでしたが、RGB 3色分解してみると、青・赤の両波長では大分ピントが合っていないようで、より除去しようとすると紫色が白くなるためか星が肥大化してしまいました。
 
 今後は SC42フィルターを併用し、画像処理はある程度のところで切り上げる…と言う方向でやってみたいと思います。
 
SC42 フィルター 


 こちらは常用している FL105mmのレンズで撮ったM31で、”青ハロ除去”はやっていないものです。 デジタル処理に合わせ、デジタル設計された今のレンズは大分進化しているようです。
アンドロメダ105 トリム 
  以下は、ミラクを入れたお気に入りの構図です。 上の画像はここから切り出したものです。
アンドロメダ105 


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  1. 2013/07/20(土) 20:23:28|
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朝霧高原-2 天の川と星々と富士

 富士山の広大な裾野のおかげか 南の空は暗く、きれいな天の川を楽しめます。
天の川南天1
 
 EOS60Da  25mm F4.0  1'30"  1枚  ISO1600

 アンタレス付近の カラフルな画像を得るのは なかなか難しいですネ~。 薄化粧のアンタレス付近です。
アンタレス付近
  同 105mm  3'x9枚 

 サドル付近  同 105mm 3'x6枚
サドル付近 
 夜明け前にはカペラがだいぶ高くなっていました。
明け方カペラ 

  帰路 鳴沢道の駅付近の広場にて。 笠雲に逃げられた富士…?。
飛ばされ笠 
 残雪がかすかに見える北面は、女性的な優しさを感じます。
畑と富士

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  1. 2013/07/13(土) 20:56:16|
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朝霧高原-1 七夕と富士山

 富士山の北西にある朝霧高原で七夕の夜を過ごすことができました。 東から南方向は光害も気にならず、とてもきれいな星空でした。

 言うに及ばずですが、天の川をはさんで ベガとアルタイルです。

ベガアルタイル   
    EOS60Da   25mm   1'30"   一枚 ISO 1600
 七夕の夜に天の川を見たのは、たぶん子供の時以来でしょう。 …ということは半世紀ぶりだ~。
大三角 朝霧高原  
   同 3'x6枚 

 下の写真は笠雲…と言ってよいものか?…と調べたら何と『笠雲20態』などと言う分類まであったりで、20種類それぞれに名がつけられていました。 以下は立派な笠雲です。 名は 『えんとう笠』 という種類に近いと思います。
 明るい星はアルタイルです。

富士山アルタイル縦1 
 これはいわば、くずれえんとう笠(20態外ですが)…か?
富士かさ雲1 
 これは、『はなれ笠』 と言えるでしょう。 やぎ座が山頂付近に来ています。 
富士やぎ座 
 これ(下の画像)は笠雲とは言えないでしょうネ。 (^^)
 星は右の明るいのがデネブカイトス、富士の左に離れてミラです。
   
富士山くじら
   
  朝霧高原編は 続きますので、またお越しください。
 
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  1. 2013/07/09(火) 16:18:13|
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JAXA 相模原キャンパス -2 日本の衛星達

 今回は衛星を中心にまとめました。 歴史の主なところを振り返り、将来を覗く…の主旨です。
 
 日本初の衛星 『おおすみ』 からです。 左側の組み立てられているものは 1/2 スケールモデルで、上部の円錐部に加速度計、温度計、発信機、そして電池などを積んだシンプルなものだったそうです。その下の黒く丸いものが4段目ロケット(球480φ)で 右に分解された原寸大のものがあります。その下に2つ転がっているのが燃焼試験前と後の噴射ノズルです。

010 おおすみL 
 数回の失敗の後、1970年2月11日ついに成功。 日本は 当時のソ連、米国、フランスに続く 第4番目の衛星自力打ち上げ国となりましたが、無誘導で衛星を軌道に乗せたのは世界初なのだそうです。
020 おおすみ説明m 
 では無誘導衛星打ち上げとは…? 難解でよく解りませんでしたが、どうも早い話し ロケットのエンジン停止状態で 放物線軌跡上の頂点で水平になった時/なる時?を利用し、上記最終段の4段目に点火し衛星を軌道に乗せる…と言うことのようです。 
 ロケットが燃焼中に自らをコントロールするのは、ミサイル技術に転用可能になる…という当時の野党の指摘に対応したのだそうです。(ウィキペディアによる) どこかの国とまるで違います。
 打ち上げも風まかせの時代があったようですが、ここでも 日本的というか 不屈の精神というか…何とも言えない素晴らしいことだと感服しました。

 下は、ハレー彗星探査機で 左が 『さきがけ(試験機)』、右が 『すいせい』 です。 1/5スケールでしたので大きさの実感はつかめませんでしたが、原寸は1.4mφ×0.7mhと言うことでした。  
 ミュー 3SⅡでの打ち上げでした。
030 さきがけ すいせいL 
 『はやぶさ』は説明不用と思いますので…。
040 はやぶさ1L 
 筑波には1/2スケールモデルがありましたが、やはり 1/1 でないと大きさの実感はわかないものです。 写真でも大きさをつかめるようにと警備員さんに協力してもらいました。(少し小ぶりなかたでしたが…)
040 はやぶさ2m 
 正面玄関のそばに誇らしげに立っていました。
040 はやぶさ3m 
 有名な回収風景ですが、物々しいデモ隊相手のようないでたちですネ。
040 はやぶさ回収 4m 
 『イトカワ』 から持ち帰った、岩石・粉塵の拡大模型がありました。 大きさは いずれも 0.05mm 前後と言うことでした。
040 はやぶさ採取石5m 
 次期はやぶさの計画と1/10スケールモデルです。 いろいろ改良の上 ”C型小惑星「1999 JU3」” というのを目指すそうです。 サイズは初代はやぶさと大体同じくらいでした。
040 はやぶさ次世代 6m 
 イカロスです。これも 日本の技術が優位にある分野で今後が期待されます。実物は14mの四角ですのでかなり大きいです。
050 イカロス 1m 
 帆は遠心力で広がりますが、その展開される様子はとても面白いと思います。
050 イカロス 2s
050 イカロス 3s
050 イカロス 4s
050 イカロス 5s
050 イカロス 6s
050 イカロス 7s  

  赤外線宇宙望遠鏡 『スピカ』 は、2022年度打ち上げ予定でだいぶ先ですが、成功すれば現在の 『あかり』をはるかに凌ぐ高性能の宇宙望遠鏡になるようです。
080 スピカ1m
080 スピカ2m
080 スピカ3s
080 スピカ4s
080 スピカ5s 

 イプシロンロケットと、惑星探査機で赤いリボンには 『平成25年8月11日打ち上げ予定』 と明記されています。
090 イプシロンm 070 惑星探査2m  
   
 衛星マスコット達
060 マスコットm 


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  1. 2013/07/07(日) 13:31:04|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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