天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

Ced214 ケフェウス座の散光星雲

 Ced214は NGC7822とペアで撮影されることが多いですが、NGCのほうは結構大型で両者一緒には納まりきれませんでした。
 今回は暗黒帯などがあり、面白そうな南の Ced214 をメインに撮りました。 上辺に半分くらい写っているのがNGC7822です。
N7822 HHOO s sky90 
 SKY90  407mm fL    Ha:20'x6  O3:20'x6    (合計240分)  AOO合成

 イラストの四角エリアが上の画像です。ずっと下にある Sh2-170 も加わると「マーク」になるので、それを入れたカメラレンズでの画像をよく見かけますネ。
 EOS-Kiss系だと、200mm fL くらいで 「?マーク」 が充分納まる感じです。

N7822 説明 sky90 
                          (by tsukadom)
 トリミングで、Ced214の部分をアップしてみました。 暗黒帯やモクモクが結構面白そうなので、次回は長焦点のほうで狙う予定です。 またお立寄りください。

N7822 HHOO up sky90 

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  1. 2013/09/26(木) 10:02:38|
  2. 星雲 星団
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網状星雲 (Pickering's Triangle)

 台風一過の星空での撮影です。 網状星雲コンプレックスの北西部で、「ビカリングの三角形」 とも呼ばれますが、通常あまり耳にはしませんネ。
網中 H-rgb2 
 
 TOA150 830mm   Ha:20'x7   O3:20'x6   (計 260分)  AOO合成
 西のNGC6960に比べても より淡く、少し難しい感じです。

 下は、それぞれHαとOⅢです。やはり青い部分であるOⅢ部は繊細・シャープでした。

網中 H 網中 O
 
 下は白黒でのHαとOⅢ合成です。ディテール構造を見るにはこれが最もよさそうです。
網中 HO合成 

 台風一過後3連夜撮影で疲れました…今日は中秋の名月、撮影抜きで眺めることに致したく。 (しかし晴れ出したら4連続の星空とは…)

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  1. 2013/09/19(木) 17:36:17|
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国立天文台 三鷹 1

 東京・三鷹の天文台は、深い森の中に 古きよきアナログ時代の観測施設が点在し、歴史博物公園のようです。
01三鷹の森
 以下は「大赤道儀室」と呼ばれる観測室で、65cm屈折鏡が保存されています。また天文台歴史館にもなっていて、器具、資料が展示されています。
02大赤道儀室 
 カールツァイス社製の65cmレンズ、焦点距離1021cm(10.21m)望遠鏡は圧巻です。右下の接眼部は背伸びしてやっと手が届く高さです。
03三鷹望遠鏡 
 もう…見上げるばかりです。
04三鷹望遠鏡06赤道儀 
 1998年まで、主に星の位置測定を行って来て、既にリタイアしていますが今でも観測は可能のように維持されています。 ただし夜空は随分明るくなってしまったことでしょう。
05三鷹望遠鏡 
 下は接眼部です。副鏡に天頂プリズムのようなものがついています。副鏡とは言え口径38cm、焦点距離1083cmですからF値は何と 28.5 になります。
07接岸部 
 以下は、1Fの大赤道儀の土台で、天井のように見えるのが上の観測室の床になります。この床は上下可動式で望遠鏡の姿勢に応じて高さを調整したそうです。 右(または下)は写真乾板上のスペクトル吸収線、輝線の位置を精密に測定するため工夫を凝らした装置の一部です。
…と言われてもサッパリ解りませんが、アナログ時代の装置の問題点を頭脳、知恵、工夫で克服しようとしたことはよく分かり、頭の下がる思いでした。 乾板も展示されていました。

08土台 09-0カメラ09-1乾板
下はカールツァイス製のカメラで、望遠鏡と一緒に購入されました。
10カメラカールツァイス 
 月による掩蔽の計測用に工夫考案された装置です。
11装置 
 下は「クロノメーター」と呼ばれ、天体観測時に長時間安定した時を刻む時計です。
12時計 
 ガリレオ望遠鏡のレプリカです。
14ガリレオ
15ガリレオ望遠鏡 
 江戸期のものの写本と思われるが、暦、潮汐などの文書が展示されています。
16資料17資料
18資料 
 以下は、昭和50年代まで使われた天文用振り子時計で天文台技師の山下氏の開発したもので「山下時計」と呼ばれるそうです
19時計 
 下は、自動光電子午環の建物で色々な機器の資料館になっています。次回にご紹介したいと思います。
20資料館 

 旧いものを見るのは興味深いですが、今のデジタル時代では何でもないことでも恐ろしく困難なものもあり、それを乗り越えるために知恵や工夫を絞りつくしたのだナ~ということで、しばし感じ入った次第です。 


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  1. 2013/09/15(日) 14:50:02|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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