天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

Sh2-155 洞窟星雲 Cave Nebula

 ケフェウス座にある散光星雲です。 淡~く広がった星雲の中で明るいアーチ状の左(東)側が暗く、洞窟のように見える…と言うことです。 
sh2-155 lrgb横 
 TOA150  830mm fL    Ha, O3 各 20'x6   計240分  AOO合成 
 赤経 22h 57m 54s              
 赤緯 +62° 31' 06"   ケフェウス五角形の外側/すぐ東側

 6/14~15 は梅雨の晴れ間で、月明かりでしたが、結構クリアーな空でしたのでナローバンドで撮影しました。 しかし何となくザラついています。下はHα単独画像で、このほうが滑らかです。 星雲はOⅢには殆ど反応しませんでした。

sh2-155 H横 

 以下はトリム無しです。
sh2-155 lrgb 
 周囲には淡い星雲が広がっていますが、白黒のほうが分かりやすいようです。
sh2-155 H

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  1. 2014/06/22(日) 09:58:31|
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IC1318 サドル付近の散光星雲

 今回はサドルのすぐ東側にあり Butterfly Nebula とも呼ばれる星雲です。  
サドル LRGBup 
 TOA150  reduced fL=830mm     Ha: 20'x6    R: Haをsoftbin  2x2    GB: 各6'x6  2x2    (計192分) 
 長さ60%くらいにトリム しています。

 以下は、ほぼトリム無しの画像です。 

サドル LRGB 

 星雲の上側に明るい部分があります。上のカラー画像ではよく出ませんでしたが、下のモノクロ版では白く(明るく)出ています。 SⅡフィルターなどを使うと色の変化が出そうな感じです。
サドル H 

 いずれにしても、はくちょう座 X域では物質が豊富(太陽の200万倍との推定も…)のようで、星の形成、電波源、またX-1 などのブラックホールまで話題の豊富な領域です。

 この隣には。バタフライの対になるもう一方の星雲にも面白そうなディテールがあるので、撮影したいものの一つです。 そして、はくちょう座、ケフェウス座にはマイナーですが多くの散光星雲がありますので楽しみです。 ただ梅雨が長引くとの予報もありヤキモキさせられますネ…。



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  1. 2014/06/15(日) 22:55:36|
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M13, M53 球状星団

 空が充分暗くなる頃、逆立ちして棍棒を振り回すヘラクレスが元気です。 夏の天体を待つ間に…というとヘラクレスさんに失礼になりますので、立派な球状星団に敬意を表しつつ、今年も撮影させて頂くことにしました。 長さ比70%くらいにトリムしたものです。
ssM13.jpg
 
   TOA 150  reduced 830mm fL   LRGB 各4'x4  全て no bin   (計 64分)  max 拡大してみてください。

 以下はこれより少し前に撮ったM 53 (かみのけ座)です。 あらかた上と比較可能です。こちらはコンパクトですが広がりも感じられる美しい球状星団だと思います。
ssM53.jpg 
  TOA 150  reduced 830mm fL   L 6'x6  RGB 各6'x4  全て no bin   (計 108分) 

 いつ見ても球状星団は不思議な天体です。古い星々の集まったもの…と言うことですがよくも見事に球状に密集したものです。
 銀河の誕生のあとでも物質濃度が高く、一定レベルを超える乱流の生じるところでは星が大量に誕生したそうです。誕生後は混沌とした状態でも、星々は互いの重力で回転運動を起し重い星が中央に、軽いのは外に…となって、球状になったそうです。 外の星が遠心力に逆らえず飛ばされ母体銀河に吸収されたりすると、次第に回転エネルギーがなくなり安定した球状星団が誕生した…。 とする説がどうやら有力のようです。 そして母体銀河に飲み込まれない軌道を持つ者たちが今残っているとされています。
 例によりwebで調べた程度です。異説があるかもしれません。

 更に、ω星団は球状星団ですが、サイズや星の数、密集度合が破格なばかりか、他の球状星団とは違って星生成が行われている…と言うことで、『 どーもこれは小型銀河が母体(天の川)銀河に吸収され、その中心部だけが銀河の周りを回り始めたものだろう 』 という説があります。   



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  1. 2014/06/10(火) 09:49:44|
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NGC6820 こぎつね座の散光星雲

 M27亜鈴状星雲 の約 4°(16分) くらい西にある星雲です。散開星団NGC6823を囲んでいる星雲ですが、とても淡~い星雲でした。
N6820 lrgb  
  TOA 150  reduced FL=830mm    Ha:20'x6 (Lとして使用)  R: Haをsoft binning   G,B: 各6'x6  ( 計192' ) 

 暗黒帯の部分をトリミングし、背景の明るさを抑えて暗黒帯を強調してみました。淡~い星雲なのでこれくらいが妥当かも知れません。 イーグル星雲の創造のピラーを連想しますが、何だか生き物が動いているようで不気味な感じです。

N6820 lrgbup 

 白黒のほうが微妙な淡い部分を感じやすいように思います。 Hα 20分 x 6枚合成の画像です。
N6820 H 

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  1. 2014/06/01(日) 13:47:17|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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