天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

NGC281 パックマン星雲 と IC1590

 毎年撮っている星雲の一つですが、今回はよりシャープに…との思いで臨みました。 先ずはハッブルパレット画像です。 
N281 AHOH-lrgb
   TOA150  830mmfL  F5.5       Ha: 20'x6   O3: 20'x6   S2: 20'x6     合計 360分

 中央に見られる散開星団はIC1590で、誕生したての若い星の集団です。 APOD記事によると、数百万歳と推測され、最も明るく見える星は多重星だそうです。 星雲はこれらの元気の良い星々からの強烈な放射(紫外線だと思いますが…)で輝き、光は一万光年も離れた地球に達しています。 
 左側には、指や山のように見える形がいくつもありますが、皆明るい星の方向に向かっているように(或いは指さしているように)見えます。 同様な形が斜め左上にも幾つかありますが、これは何か意味しているンでしょうかネ…、色々調べたが何も見つかりませんでした。…でもとても不思議です。
N281 ASAO UP

 下は、AOO合成です。明るいせいかこれでも充分ディテールを楽しむことができます。
N281 HHOO 

 はたして、よりシャープに撮れたか?  …よくわかりませんが、少なくとも 「これでいィや」 ということではないので、また来年のお楽しみ…と言うことです。

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  1. 2014/11/25(火) 17:37:28|
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M76 小亜鈴星雲

 APOD(2008年11月21日版)に、ナローバンドのAOO合成の美しい写真が掲載されていたのでマネをして撮影しました。
 ダンベル両端のシャボン玉が膨らんだような部分は淡いので 時間をかけてしっかり撮ること、そしてその両外側にある 超淡~い部分も写らないかナ~ …と言うことで臨みました。

M76 H di-lrgb 1

            TOA150  reduced 830mmfL   F5.5      Ha: 20'x6    O3: 20'x18     計 480分
  今回の長時間露光は次のようでした。 話しのつれづれに以下撮影顛末など…。
   撮影開始 19時少し前。空の条件よくラッキー。 撮影中の気温変化に注意 約1.5゜C下がるとピント修正実施。 
  天頂ではどうせ星像が流れるためこの間に望遠鏡を反転。 写野、ガイド星など再設定。…この少し後からは
 北天なのでドームを回さなくも星の動きがドーム開口内に納まり、気温も安定するので、タイマーをセットし仮眠。
  と言うことで被写体が西の空 北極星高度くらいに落ちるまで上記枚数を撮影。
  …つまり 前半多忙、後半寝て過ごす…でした。 

 以下は大きくトリミングしたものを、星雲に的を絞って画像処理したものです。上下最外側の超淡い部分はなぜか緑色に写っています。
M76 H di-lrgb UP

 下は Hαの画像です。
M76 H di

 こちらは OⅢの画像です。 惑星状星雲の青や緑はOⅢによく反応するようです。 今回18枚撮りましたが、両端の超淡い部分を狙うのでなければもっと少なくても大丈夫のようでした。 
M76 O di

 そのAPOD記事によると、この惑星状星雲はドーナッツ状で、我々はリングには見えないエッジオン方向から見ているのだそうです。
 ンだとすると、穴の小さい、随分太~い、ボリュームたっぷりのドーナッツのようです。 
 

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  1. 2014/11/21(金) 16:31:16|
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NGC1499  カリフォルニア星雲 中央部

 中央部のモクモクしているにぎやかな部分を狙いました。 先ずハップルパレットですが、OⅢが殆ど反応しなかったのでHαの緑が主体となりました。赤に割り当てたSⅡは緑と混じって黄色く現れています。 OⅢは星雲の色には影響なく、星の色(3色均等なら白)に影響するのみでした。
Cal_ SHO
  TOA150  fL830mm  F5.5    Ha:15'x7  O3: 20'x6   S2: 20'x6     計 345分

 一方SⅡバンドが結構明確だったのでモクモクのメリハリがよく現れると思い、SⅡ+Hαの合成画像を赤とし、更にSⅡを緑と青に割り当てて合成して見ました。 いわば A+S,S,S 合成となり変則ですが以前 くらげ星雲でやったら結構面白かったのでやってみました。 
 結果は下の画像ですがモクモク…これが好きでして…のコントラストは最もよく出た感じです。
Cal_HScompSS.jpg

 以下それぞれのバンドです。 先ずHαから。Cal_ Ha

 OⅢでは星だけしか写りませんでした。
Cal_ O3 
 S2は結構よく出ています。
Cal_ S2 

 前述のとおり、SⅡがよくでていたので HαとSⅡを単純合成してみたのが以下の画像です。この画像で上の赤いA+S,S,S 合成画像合を作っています。
Cal_HScompo.jpg

 夜が長いとノンビリ撮影できて有難いですネ…。 連夜の星空も有難いのですが、どーも 歳(トシ)と相談しながらやらないといけないようです。

 

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  1. 2014/11/15(土) 15:03:08|
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NGC1579 ペルセウス座 北の三裂星雲 - 2

 この星雲の前回記事の画像は、ナローバンド主体の撮影だったので赤い部分(HⅡ域)しか写りませんでした。 そこで今回は通常バンドを入れて青い部分を何とか出せないものか…と言うことで撮影してみました。 
N1579 L+H-lrgb
 TOA150  830mmfL   F5.5     L: 10'x8    RGB: 各6'x6 (2x2bin)     Ha: 20'x4        (計 268 分)

 露光時間を結構かけたつもりでしたが、淡~いためか期待したほど青いエリアは写りませんでした。 しかし、わずかですが青味がかっているエリアが点在している…のがお分かりかと思います。 更に、緑もよく撮れれば黄色もでてくるンでしょうネ~。
 また、星雲の周囲にはとても淡い物質が広く漂っているのが分かります。 

 下は、前回の HαとG,Bフィルターでの画像です。 この画像の反省点から、今回はベースとなる L(Luminance)を加えて、G,Bを重ねました。 しかし事態は よりシビアだったようで、L,G,Bともに露光が今一歩と言うことで、特に Lの枚数、G,Bは露光時間…などに改善余地がありそうです。
N1579 HGB 縦

 北の三裂星雲…『北』 という言葉は何か寂しく切ない響きを持っていて演歌の世界などは北が専門です。(情緒が豊かだ…と言うことです)  
 この星雲は決して寂しい星雲ではないのだから、南の本家には勝てないまでも今一つにぎやかなものに撮ってあげたいナ~と思っています。 また挑戦します。

 


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  1. 2014/11/11(火) 11:42:33|
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IC63 カシオペア座の散光星雲

 カシオペア座 W形真ん中のγ星の近くにある星雲です。 何だかアルプスのマッターホルンのような形です…(その他色々な形の想像ができます、APODではアイスクリームが溶けるような??…などとも…)。 左方向が北になっています。
I63 H-lrgb
  TOA150 reduced fL=830mm F5.5      Ha: 20'x6  GB: 各 6'x6 (2x2bin)   計192分

 カシオペアγ星から強烈に放射される紫外線がもとになり HⅡ域が造られマッターホルンの縁は輝いています。

 IC 63の左側に淡~く写っているのは IC59です。 カシオペアγ星からの光を受けて輝く反射星雲ですが、今回はHα主体で撮りましたので、薄~く青白く光る姿は写っていません。 撮ってみて知ったのですが、両星雲は発光星雲と反射星雲のコンビネーションでしたので、今月下旬暗い夜空に恵まれたらワイドバンドも入れて撮ってみたいと考えています。

以下はHα画像です。 

I63 H

 これ等の画像のすぐ上・右にあるカシオペアγ星を何とか外して撮りましたが、光は強烈でまだ若干その影響が残っています。


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  1. 2014/11/05(水) 15:36:58|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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