天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

M81 優雅な渦巻き銀河 おおぐま座

 滑らかな美しい渦、点在するHⅡ域などを鮮明に撮りたい…と 毎年同じようなことになっておりまして…、今年はHαを増やしてみました…。 それにしてもエレガントな渦巻き銀河だと思います。
M81 15 HLRGB
 TOA 150 830mmfL F5.5 Ha: 20'x14 L:10'x8 RGB:各々6'x4 計 432'

 トリムUPし、更にトーンカーブ調整、スムージングなどの処理を追加しています。
 HⅡ域も点々と控えめに渦に沿い写っています。 これらはさぞかし大型散光星雲なのでしょう。
M81 15 HLRGBup60
 円盤中心の右側には渦の流れとは異なる、不規則な部分がありM82との接近・衝突影響であろうとの説が有力のようです。但しそれは銀河円盤外に跳び出すような方向を持つ暗い物質領域だそうですから、そのあたりを見つめて想像することをお薦めします。 …なんだか暗~い筋状のものが見える気がしてきました… (^-^;)。

 Hα(20’x14合成)画像です。 点在するHⅡ域のみならず銀河本体も結構写りました。
M81 15 H


 
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  1. 2015/01/27(火) 10:10:57|
  2. 銀河
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Sh2-284 バラの三分咲き

 よく見ると周囲にはHⅡ域の濃淡模様が取り巻き、中央には暗黒帯が走っていてこれから咲こうとするバラを上から見たようだ…と思いますが…ハテ…?。
Sh2-284 H-lrgb
 TOA 150  830mmfL  F5.5   Ha:20'x8 G,B:各々6'x6   計 232'

 順に ばら星雲, Sh2-280, 282, 284 です。 ステラナビをお借りして一角獣の星座線と共に、これまで撮影してきた画像を並べて見ました。  サイズ他 少しラフです。
ばらグルーブ

 
 以下はHα画像です。
Sh2-284 H

 余談です。 (見えない相手と…)
 Sh2-280以下は淡いせいか、試し撮りレベルではどうやっても画像として現れず、構図はおろか天体が写ったのかどうかさえ さっぱり分かりませんでした。 またステラナビでDSS画像を取得しても姿は見当たらず恒星しか現れませんでした。
 そこでお手本になる画像をもとに、主な恒星の配置を略図にしておき、DSS画像上での恒星をその略図と照合し、更に自分のカメラの撮像範囲を重ねて赤経・赤緯を求めました。 そして撮影時はその赤経・赤緯にガイドすることで、何とか狙い通りに納まるようになりました。
 また、恒星なら1,2秒で写るため位置の微調整も楽にできるようになりました。 

 当初は 20分かけて撮り、やっとレベル調整して見てみたら半分しか映っていない!…今度は行き過ぎた!…と大幅時間ロスで情けない思いをしたことが何度かありました。


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  1. 2015/01/22(木) 10:52:14|
  2. 星雲 星団
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Sh2-282 ばら(星雲)の花びら 

 ばら星雲の2.5度くらい南に先日UPした「ばらのつぼみ」があり、更にそのそば南々東に 「ばらの花びら」 が並んでいます。 広視野に全てを入れた画像に時々お目にかかりますが、なかなかよい構図です。 手持ちの機材ではこの広視野は得られないので、ここのところ個別に撮影していますが、思い切ってそれぞれをアップで撮っています。
Sh2_282 lrgb
 TOA150 F5.5 830mmfL   Ha:20'x6  G,B:各々6'x4  計 168'
 下はHα画像です。 つぼみよりチョット淡いようでした。
Sh2_282 H
 

 この星雲の南東には、もう一つ Sh2-284 という星雲があります。 更に淡いようですが、この新月期に撮れそうなのでUPしたいと思います。 またお立ち寄りください。

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  1. 2015/01/18(日) 15:19:51|
  2. 星雲 星団
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IC417 蜘蛛星雲 & ハエ星雲も

 ぎょしゃ座のにぎやかな 5角形の中、今回は蜘蛛のUPを狙いました。 左のほうへ伸びる糸のようなものや、その右の明るい部分の様子を撮れたら…と臨みました。
I417 H-lrgb
  TOA150 fL.830mm   F5.5 Ha:20x7  RGB:各々4'x6   計 212'

 やはり 「ハエ(蝿)」がセットになっているほうが面白いようです。 以下は、SKY90 fL.407mm で一昨年撮影した画像です。 
I417 407fL aoo
 
 
 蜘蛛に狙われているハエのように見える?のは NGC1931です。ハエの顔を連想するとイメージが湧くようです。


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  1. 2015/01/14(水) 11:08:46|
  2. 星雲 星団
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Fox fur きつねの毛皮星雲 クリスマスツリー星団付近

 明けましておめでとうございます。 

 お正月ですがクリスマスツリー星団 NGC2264付近です。 この星団の最も明るい星に照らされるようにキツネが浮かびあがりますが、その柔らかそうな毛皮を撮らえるのは結構難しく、毎年撮影しています。 
FF Hx5+9-lrgb ffup
 TOA150 830mmfL F5.5   Ha: 20'x14  O3: 20'x10   計 480'

 下は、わずかに トリムカットしただけの画像です。 画像外のすぐ左はコーンの先端です。
キツネを見易く…ということで北は右になっています。 左のほうにも毛皮状になっている部分があります。
FF Hx5+9-lrgb
 さて、この星雲は淡い部分をスムース・滑らかに撮るのがとても難しく数枚程度の合成ではザラザラです。そこで今回は少し余計に撮ってみました。

 実際のHα画像を並べます。
5枚合成画像です。雲に邪魔され少しハンパな枚数です。
FF Hx5
 次は日を改めて+9枚撮り、計14枚合成したものです。
FF Hx5+9
 な~んだ、あまり変わりないのでは…? でも、拡大してよく見ると少し違います。 しかし合計14枚は決して充分でないことは明らかです。 この変化を見ると 更に10枚くらい重ねないといけないように思います。 OⅢも同様か… ということで、また後のお楽しみです。

 ところで、輝星のすぐ左にωの字のように見えるのはハービッグハロー天体です。随分大きいですネ… 星の生成が盛んなエリアです。


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  1. 2015/01/02(金) 16:10:47|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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