天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

M20 今年も 三裂星雲

 Hα画像とLRGBバンドの合成です。 
 昔~し、ヴェイトーゥベンの第九交響楽(交響曲でなく交響楽)は交響楽の『忠臣蔵』です。…と言った著名な音楽評論家がいました。 三裂星雲は星雲の忠臣蔵…です。 毎年撮っても飽きないのが(日本人の)忠臣蔵なのでしょうネ~。 他にも忠臣蔵候補はありますが…。
M20_15 L+H-lrgb
  TOA150 fL830mm   Ha:15'x6  L:8'x10  RGB: 4'x6    計 242'

 去年も取り上げたのですが、ハッブル望遠鏡の撮った 『ジェット』 が忘れられず、今回もまた「写った/写らぬ」…と言うことになりました。 そして NASAの画像を再びお借りしました。

 m20hsts[1]
 問題は…勝手に問題にしているだけですが…カタツムリの角のような2本のジェット(0.75光年)をかすかにでも写せたらナ~と言うことで、望遠鏡の分解能力いっぱいのところです。

 ジェットは一旦おいて、以下はトリミング拡大後、トーンカーブ調整、マルチBシャープ調整など手を加えたものです。少しギラつきましたかネ…、トップ画像の拡大のほうがよいかも知れません。
M20_15 L+H-lrgbUP

  以下のHα画像では、上部北側の青い反射星雲部分は写りません。
M20_15 H
 L(ルミナンス)データと上のHαデータを合成した画像です。
M20_15 L+H

 最後に、拡大してジェットノミを意識して処理した画像です。
M20 Jet position  
 直立して白っぽく見えるほうは写っていますが、さてもう一つのほうは…? 自己中心的・欲目?…では、なんだか(そう言われてみると)黒っぽいものが無いとも言えない…と言うところか。
 去年のよりは、僅かよいではないか?と…。

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  1. 2015/05/24(日) 10:59:15|
  2. 星雲 星団
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Sh2-54 へぴ座の散光星雲

 イーグル星雲のすぐ北に大きく広がっていて、両星雲はつながっているとされています。
sh2-54 H-lrgb
 SKY90  fL407mm        Ha:20'X7   GB: 各4'x6(2x2bin)   計 188分

 右上に小さいが明るい領域があり、その下方向へと明暗の変化やNGC6604散開星団(ステラナビでは星雲+星団)、更には暗黒帯などがあるのでディテールを…と切り出して更に手を加えて見ました。 拡大してご覧ください。
sh2_54 H-lrgb for UP

 下はややラフですがステラナビにM16,M17とともに入れてみました。 Sh2-54をTopに、2ショット、3ショットの写真をたまに目にします。
 Sh2-54 のサイズは、ステラナビの「撮像エリア」で合わせましたが、M16,17は感で合わせました。
sh2-54 position

 Hα画像はこんな感じです。 結構メリハリを感じる星雲です。
sh2_54 H

 左端の明るい恒星(5.7等)付近もNGC6625という散開星団になっているので、この構図を考えたのですが目立たず、その付近の星雲も淡くフラットでした。 
 長焦点のほうで右側半分を縦構図で…もう少し右方向も入れて写すとよさそうですのでいずれまた。 


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  1. 2015/05/14(木) 12:32:00|
  2. 星雲 星団
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M 101 今年の回転花火銀河

 回転花火だから名のとおり にぎやかに…と言うことで、HⅡ域を強調しよう…と取り組みました。 
M101 L_H_LRGB
  TOA150  fL830mm F5.5    L:10'x10  RGB:各4'x6  Ha: 20'x14   計 452分  

 以下は Hα画像です。 (20分x14枚で280分になりましたが、月のある時コツコツ撮りためました)
M101 H
 これは普通のL(ルミナンス)画像です。
M101 L

 以下は上の二つを合成したもので、単独 L画像だけよりもコントラストが大分よくなります。 一方カラー化は、HαをR(Red)に混ぜてRed画像とし、G,Bと合成してRGBカラー画像としました。 そして最後にこの(下の)画像と合成してトップのL-RGB画像にしています。  
M101 L_H


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  1. 2015/05/11(月) 16:57:33|
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NGC5216, 5218 衝突銀河 おおぐま座

 たび重なる接近・衝突の結果、糸で繋がれたような2つの銀河…その糸を撮れたらな~と言うことで臨みました。 上が NGC5216 下は同 5218 です。 これでも既に縦横20%くらいトリムオフしています。
N5218 L
 TOA150 fL830mm F5.5 L 画像ノミ(白黒) 10'x14 計 140分

 大分粗れが目立ちますが更にトリミングし、糸を意識して処理したものです。 糸はかすかに写っていて下のNGC5218を突き抜けたように見えますが、実際にはもっと複雑なのでしょう。 上のNGC5216のアームが歪められているのはよくわかります。 
 また、ガス、チリ、星などが繋がり糸のように見えるのだそうです。
N5218 Lup
 
 2010, July.2 APOD記事によると、これらの銀河は我々から1,700万光年の距離にあり、二つの銀河の距離は22,000光年なのだそうです。 …画像に写ったこの小ささ、暗さからすると、もっと遠いのかなと思いました…でも両者間の距離が 22,000光年ということですので、その距離と銀河の大きさを比べると両者ともかなり小型の銀河…だからなのでしょう。

 下は反転して糸を強調してみた画像です。
N5218 L rev

 下は、同APODに載った画像でアリゾナのMt.レモンと言うところにある天文台の32インチ鏡で撮られたものです。さぞかし高地の綺麗な夜空なのでしょうネ。
Arp104[1]


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  1. 2015/05/05(火) 11:35:23|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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