天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

LBN315 はくちょう座散光星雲

 LBNナンバーとは? 天文学者の Lynd さんという人が分類したカタログ (Lynd's catalog of Bright Nebulae) の略でした。 …で、その315番は 『LBN315 領域』 と言われ、多くの DWBナンバーの散光星雲(DWB150,151,155,…)を含んでいます。 右上中央寄りの最も明るい星は、HD195592 (7.1等) という星で、この星から明るい線状の雲が右上の方向に行き上にUターンしていますが、この領域のアクセントのような感じです。
LBN315 H-lrgb
  TOA150 fL830mm F5.5  Ha;20'x6 RGB:各々4'x6(2x2bin)   計 192分
 下はHα画像です。
LBN315 H
 Uターン雲はこのほうが少しだけよく出ているでしょうか…、SⅡフィルターに反応しそうなのでハッブルパレットなら橙色になって一層明確になり面白そうですが、ここのところの天候では実現見通しが難しいです。

 ちなみにDWBナンバーとは、Dickel,Wendker,Bieritzの3氏 が はくちょう座X領域の研究を行う上で、Hα輝線星雲の分布の詳細なものが必要とされ たため定義した番号で、DWB111はポピュラーなプロペラ星雲です。


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  1. 2015/06/21(日) 11:01:16|
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Sh2-101 チューリップ星雲 & はくちょう座 X-1天体

 ブラックホールとカップルであると考えられている HDE226868星は、チューリップ星雲のすぐ右にあります。  またチューリップのハッブルパレットの画像を見かけましたが、色合いやコントラストの明瞭さなどがとてもよかったので真似をしてやってみました。
1505チュ SHO_LRGB
 TOA 150 fL830mm F5.5    Ha:20'x6 O3:20'x6 S2:20'x2   計 280'  (S2は雲に邪魔され2枚だけになりました)
 下はHαと通常バンドでカラー化した画像です。 
1505チュ H_hrgb
  同  Ha:20'x6   R: Haをsoft bin GB:各4'x6   計 168'

 下はHα画像です。矢印が HDE226868星 です。
チュX1posi
 上の画像中の枠は下の画像の範囲です。下の画像はJAXAのHP.中の 『ISASコラム』 という欄で、X-1天体を解説した記事に使われた画像です。
 
幾十万の仲間と比べても,何の変哲もなかったはずの9等星,HDE226868。 図の中心に輝く2つの星のうち,下の明るい方。(NASA Skyviewページより)    …と説明しています。
JAXA_NASA.jpg
 左端にチューリップの先端がかすかに写っています。

 最後に順にOⅢ,SⅡ 画像です。 
1505チュ O 
 HⅡ域主体の天体なので上のOⅢはあまり写りませんが、下のSⅡは比較的反応していると思います。
1505チュ S 


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  1. 2015/06/12(金) 21:18:35|
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M97 ふくろう星雲 など

 ナローバンドで撮って見ました。 長さ比 70%くらいトリミングをしています。
M97 H-lrgb t
  TOA150 fL830mm  F5.5        Ha:20'x6    O3:20'x6      計 240'
 以下は、大分前に通常バンド(LRGB)で撮ったものです。
pn フクロウ星雲up 
  L:8'x8  RGB;各4'x6
 ふくろうの顔はもともとボンヤリとしているので顕著な差はないですが、周囲の鮮明さはナローバンドのほうが少しよいようです。


 以下のアンテナ銀河は少し前に撮ったものです。 ふくろう星雲とは関係ありませんが、どちらも地味なので二つ一緒に載せました。 伸びるアンテナは よく写ってはくれません。 でも、南天に低いのですから ぶ厚い大気を斜めに、かつ光害にもめげずに よくここまで来てくれたものだ…と届いた光には感謝することにします。
N4038 L-lrgb
 TOA150   fL830mm   F5.5        L:10'x7 + 12'x7      RGB:各々4'x6 (2x2bin)     計 226分

 反転してアンテナが少しでも見えるように…
とやってみました。
N4038 L RV
  似たような二つの銀河が、ドッキングし 何だか楽しそうにしている感じがしませんか?

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  1. 2015/06/08(月) 09:08:34|
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Sh2-113 & -114 はくちょう座

 はくちょう座で、東のとかげ座に近いところにある大変淡い散光星雲です。
150526 H-lrgb
 SKY 90 fL407mm F 4.5     Ha:20'x10  GB: 各4'x6   計 248分  左が北になっています。
ステラナビゲータ上では、以下の位置です。 とても淡く 試し撮り、レベル調整…などでも星雲は現れず(お手本画像の)周囲の恒星の配置を見て構図を決めました。
 
sh2-113 position 
  赤経 21h  20m  30s     赤緯 38° 39'  あたりです。 

 Sh2-113と-114 とは繋がっていて、両者の境界はよく分かりませんが、富士山の頂上のような形のほうが 「-114」 でその右側にあリ四辺形にぐるりと一周しているようなものが 「-113」 です。 「-113」 のほうは更に淡く下のHα画像のほうが若干見易いかと思います。

150526 H
 特徴的なのは、広がりのある星雲でなく両者ともに糸くずのような筋状の星雲が絡み合ったり、千切れたりしている点だと思います。
 Hαの反転画像のほうが構造が分かり易いようです。
150526 hR rv
 画像中央・富士山の頂上部が最も明るく、絡み合いの構造も複雑で長焦点でここを狙った画像も見かけます。 いずれまたトライしようと思います。

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  1. 2015/06/01(月) 11:06:30|
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