天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

NGC2403 きりん座の銀河

 小さいけれどもキラキラと輝く美しい銀河だな~と(優秀な画像を見るたびに)思ってきましたが、撮ってみるとなかなか難しいモノでした。
N2403 Ldisi-lrgb
   TOA150 fL830mm  F5.5   L:10'x12   RGB:各 4'x6 (2x2bin)     計 192分  LRGB合成

 上記の優秀な画像とは 例によって APODですが
こち ら (2015 March 27)です。
 距離はおよそ1000万光年、サイズは5万光年と小ぶりですがその割には目立つHⅡ域が豊富で星の生成が活発です。 また巨大な星の生成域を有することや、その形も我々と同グループのM33とよく似ています。 …同APOD より。


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  1. 2016/02/27(土) 11:17:59|
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NGC4651 アンブレラ銀河 かみのけ座

 おとめ座との境界付近の銀河密集地帯にいる銀河です。 アンブレラがどこまで写るかナ~と言うことでやってみました。
N4651 L-lrgb n
  TOA150 fL830mm F5.5   L: 6'x14 (2x2 bin)  RGB: 各4'x4 (2x2 bin)    計 132' 
 L画像も 2X2bin.としたのはガイド星に恵まれず短時間勝負となったので、感度優先で(本体より)アンブレラを写そうか…とたためです。アンブレラらしきものが銀河の左のほうにかかすかに現れました。
 
 もう少し何とか…と、
拡大し銀河本体のつぶれにかまわずアンブレラを重点に処理してみました。粗れた背景は大分スムージングしています。少しはアンブレラに見えますかネ…。 

N4651 L-lrgb sp

 反転して更に色々やってみましたが、あまり変わっていないようです。右側にもボヤーッと何かあるような感じがします。
N4651 L-lrgb sp Rv

 アンブレラはいったい何なの…? 以下は APOD 2014 July 2 より; 
 この銀河は6200万光年の距離にあり、銀河円盤から左に伸びる傘の柄は10万光年の長さに達する。これは伴銀河とのたび重なる接近・合流によりできたスターストリームで、伴銀河のほうは揺さぶられ、引きちぎられてしまった。 
 また、スバルやケック望遠鏡の協力で、吹き飛んだ伴銀河のコアの残骸が傘の柄のなかに発見されている。   

 …のだそうです。すごいことになっていました。


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  1. 2016/02/22(月) 09:32:45|
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IC2177 かもめ星雲の南端

 翼の先端の明るい部分です。 魚のようなものがこちらへ向かって来るような感じです。 上のほうへと淡~いH2域が伸びていますがこれが次第に濃くなって翼になっています。
I2177 H-lrgb r
 TOA150 fL830mm F5.5   Ha:20'x8 O3:20'x6    計 280'  AOO合成

 Hα画像です。若干ですがこのほうが見易い気がします。
I2177 Hup r

 翼の端っこだけでは寂しいので過去の画像に手を加えてみました。
 下は、去年2月の画像です。
IC2177 H-lrgb r
 これは、’13年に長焦点のほうで撮ったものです。 画像サイズをもう少し小さくしたほうがよかったようで、拡大するとデカ過ぎになっています。 (^_^;)
I2177 lrgb r

 興味深い天体です。次は少し上と胸のあたりを入れた構図がよさそうな気がしています。


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  1. 2016/02/18(木) 16:55:34|
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NGC4435 & NGC4438 おとめ座の銀河グループ

 マルカリアン中心部にゆがんだ銀河があり、何だか面白そうなのでいつものことながらウィキペディア、APODなどを見てみました。 …先ずは画像から…。 
N4435 L-lrgbtrimed
   TOA150  fL830mm F5.5   L:10' X14  RGB:各々4' x4 (2X2bin)    計 188分   L_RGB合成
 高解像度画像ではリング状に見え 「マルカリアンの目」とも呼ばれます。上の画像で最も左がNGC4438、そのすぐ上がNGC4435です。 右の立派な楕円銀河は堂々たるメシエ天体ですが諸般の事情で半欠け気味で申しわけありません。
 
 下は本題の2つの銀河を粗れるのもかまわずトリムUPしたものです。中央部には不気味な暗黒帯っぽいひびが走り、明るい中心部の右に暗黒帯が認められます。また中心部の左に産まれたての星々があると言うことですが、一つだけかすかに認められます。
 一方全体のゆがみは可哀そうなくらいひどいものですが、 傍の NGC4435 はお隣はんより小さいのに何事もなかったようにしています。 なぜ〃?…と不思議です…。

N4435 L-lrgbtrimed_up

 なぜ〃?…の疑問は解き明かされていないようです。 
 諸説,諸議論あり;
   両銀河は接近時の重力相互作用で両者共にゆがめられたのですが、小さいほうの
   NGC4435はよりひどくやられ、吹き飛ばされたように散らばり中心部だけ残っている。
      NGC4438のほうは乱されながらも何とかこの形で踏ん張っているとする説や、巨大な
   M86の影響ではなかろうか…とする説などがあるそうです。 

                            (出典 Anne's Astronomy News


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  1. 2016/02/14(日) 11:49:20|
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M82 スターバースト銀河 超新星その後

 前回('14)よりも超銀河風をよく撮りたい…、超新星『SN2014J』はどうなったか…などと思いながら撮影しました。
M82 HL_RGB
 TOA150 fL830mm F5.5     Ha:20'x30 + 30'x6    L:8'x12   RGB: 各4'x6(2x2bin)  計 1108分  Ha+LRGB合成

 Hα20分画像を+10枚、新たに30分画像を6枚加えて合成しましたが、あまり変化はありませんでした。やはり光害・平地…等空の条件なのかナ~?…と思います。

 下の画像は’14年2月撮影のもので矢印先端が『SN2014J』です。上の今回の画像では新星は認められなくなっていました。

M82_2014J.jpg

 爆発数か月後には大分減光しアマチュアレベルでは判別困難になっていたようでした。
 考えてみれば、爆発ですから瞬間的なもので何年も残るはずも無いのでしょう。 逆に千数百万光年も離れたところで 2~3ヶ月もの間痕跡が認められたわけですから、想像を超えた超爆発なのでしょうネエ…。



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  1. 2016/02/10(水) 14:55:13|
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NGC3718 おおぐま座の銀河

 ひしゃくのすぐ傍にあるやや暗めの(11等代)の銀河です。棒渦巻きに分類されるようですが変形されていたり、銀河規模の暗黒帯が走っていたりでとてもユニークな銀河だと思います。
 右がNGC3718、左の小ぶりなほうはNGC3729です。
N3718n -lrgb
 TOA150 fL830mm F5.5   L:12'x10  RGB:各4'x6 (2x2bin)   計 192'   L_RGB合成
 この画像ではおたまじゃくしの尾のようで可愛らしいですが、
APOD-’2013 8/3 の高解像度画像では尾は引っ張られたように伸ばされ歪み曲げられ大変なことになっています。その理由は僅か15万光年しか離れていない隣のNGC3729の重力相互作用であろうと解説されています。

 さてNGC3718の下には、ヒクソン・コンパクト銀河グループ56番の五つの銀河がかすかに写っています。

N3718_56exp.jpg
 この小銀河グループは4億光年の距離にあり、相互作用をしあっているそうです。左から2番目の(比較的横長に見える)銀河はセイファート銀河だそうで、何だか恐ろしいことが起きているようです。



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  1. 2016/02/04(木) 11:58:06|
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コーン星雲とその周囲  いっかくじゅう座

 コーンの中身とか、そのすぐ上(北)のディテールが撮れたらナ~と言うことで臨みました…が。
コーン H-lrgb
 TOA150  fL830mm  F5.5   Ha,O3: 各20'x6   計 240'   A-AOO合成

 コーンのディテールには大口径が必要のようです。 コーンのすぐ北部には Fok fur エリアと似た毛皮状にフワフワした部分があるのですが、充分ではありませんが何とか捉えられました。 またコーン底辺のほうから北にモクモクと立ち昇りフワフワ部分に達する有様も見られます。 
 この付近はとても変化に富んだ部分で、コーンを形成する暗黒物質などと共に物質が豊富な星の形成域なのでしょう。
 コーンの南ほうは特に淡~いせいか大分粗れました。下の画像はFの明るいほうで露光時間も倍くらいかけたものですがこの広~く淡~い部分は難しいエリアです。
 o_all H-rgb-lrgb
  SKY90  fL407mm  F4.5    Ha: 20'x12  O3; 20'x10   計 440' (2 nights)    去年11月撮影


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  1. 2016/02/01(月) 10:59:01|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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