天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

NGC6543 キャッツアイ星雲

 今回はナローバンドフロイルターで撮影しました。 小さ~いのでトリミング拡大後、ボケ具合を見ながら更に引き伸ばしたものです。
 先ずは S2+Ha/O3/O3 合成画像です

catssaooupup.jpg
  TOA150 extended fL1760mm F11.7  Ha:2'x6  S2:8'x6  O3:1.5'x6   計 69分
 以下は S2/Ha/O3 ハッブルP合成です
catssaoupup.jpg

 X1.6エクステンダーで目いっぱいのfL1760mm、ノートリム、SAO合成画像です。
SAO-rgb.jpg

 3年くらい前にも通常バンドで撮っていました。 いずれも処理の違いによる程度の差ですが、ナローバンドのほうか内部構造に何かありそうだナ~と感じられる気がします。
cats RGB up

 前回と同じですが、ハッブルとチャンドラーの合作画像で黄色いところは「キャップ」 と呼ばれるNⅡバンドに反応し注目を集めた部分です。このNⅡバンドフィルターはHα域と重なるくらい近いバンドだそうで、どうも特別製のようです(ウィキペディアによる)。
cats up exp 

 撮影した何れの画像でもこの「キャップ」の部分は薄っすらと赤みがかっています。使用したSⅡフィルターバンドでより反応した部分です。(SⅡ域はNⅡの近くでより波長の長い赤のバンド域です)


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  1. 2016/05/30(月) 15:24:28|
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M94 りょうけん座の銀河 (太巻き銀河)

 二重リング構造を持ち立派なメシエ銀河ですがあまり人気者ではないようです。大分拡大しましたので少し粗れています。
M94 L-lrgb
   TOA150  fL830mm  F5.5    L:8'x10  RGB:各4'x6 (2x2 bin)   計 152分
 この銀河は、セイファート銀河で中心核は極端に明るく大質量ブラックホールにより爆発的に星が形成されている活動的な銀河です。(ウィキペディアより)

 下は若干トリミングした画像です。 もう少し大きくて、写り映えする渦を持っていたらよりポピュラーになったでしょうネ。
M94 L-lrgball

 でも二重リングというのは特徴として充分だとも思います。明るい部分と淡く広がるかたちはまるで太巻き寿司を切ったように程よく別れたものだな~と思いますが…。



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  1. 2016/05/25(水) 11:12:10|
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M8 干潟星雲

 久々の星雲です。 遠~く小さ~い銀河より はるかに撮りがいがあります。 ♪
M8 H-new-lrgb
  TOA150 830mmfL  F5.5    Ha:15'x4  O3:15'x4   S2:15'x4       計 180’  合成は上:AOO 下:SAO 
 以下はSAO(ハッブルマッピング)です。
褐色部分は赤にマッピングしたSⅡバンドの強い部分で、北アメリカ,ペリカンなどの明るい星雲にもこのような領域が認められます。
M8 H-sho
 褐色何なの?と疑問が湧きます。 Hαは水素イオンの電離に、OⅢは酸素系の元素に起因する光~で…SⅡは?…Sulfurの『S』 だから硫黄が絡むのだろうか…?と調べたのですがどうも答には行きつきませんでした、引き続き注意を向けたいと思います。

 多分専門的にはスペクトルや可視光外領域などの解析によるのでしょうが、全体画像を見てどんな成分がどう分布しているかつかめるのは意味があるンでしょうネ。
 ちなみに青いエリアはOⅢの強い部分で結構広く鮮明に出ましたので、難しいことより しばし配色を楽しみたいと思います。




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  1. 2016/05/19(木) 11:11:44|
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NGC3509 しし座衝突銀河 Arp335

 おたまじゃくしがしっぽをくるりと巻いた様子がどこまで撮れるか…と臨みました。13等以下と言うことで暗い天体です。距離は色々調べましたが分かりませんでした。
 下の画像は半分くらいトリムOFF(面積4倍)ですが、それでも小さく外形が分かるくらいです。

N3509 L only up

  TOA150  fL830mm  F5.5   L:10'x12   白黒画像です
 下は若干トリミングした画像です。○億光年…と遠いンだろうな~との思いで…。

N3509 L only

 近年の研究では大分解明されているようです。オタマジャクシが一匹…ではなく既に他の銀河を飲み込んでいるようです。
 こちらのペイジをご紹介します、小さい画像をクリック(拡大)してご覧ください。解説ではエッジにある青白いドットが飲み込まれた銀河なのだそうです。…がよく分かりませんでした。
 ハッブルの画像
ではさすがにすごいことになっている様子が分かります。


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  1. 2016/05/15(日) 11:53:24|
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NGC6820 こぎつね座の散光星雲

 星雲の中央部やや上(西)にあるのは散開星団NGC6823です。この方向に向かう大小の暗黒帯が不気味な生きものように見え、いつも興味深くみています。
N6820 SHO new
     TOA150 fL830mm F5.5    Ha: 20'x8  S2: 20x4  O3: 20'x4   計 320 分 SAO合成 
 しばらく前に普通に撮っていますが、今年は上のハッブルPをやってみました。 …が、Hαが圧倒的優位でしたのでハッブルP効果はあまり出なかったようです。

 下はHa-O3-O3(AOO)合成です。淡い星雲なので意識的に色彩を抑えて処理して見ました。

N6820 HOO new

 夜半近くになるとサソリや大三角付近が射程内になってきましたネ、ブログ村の画像もにぎやかになりつつあります。 今年は、梅雨は短期間にしてもらい星空に恵まれますように…。


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  1. 2016/05/07(土) 08:38:49|
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NGC5544 & 5545 うしかい座の衝突銀河 Arp 199

 衝突の有様はフェイスオンのNGC5544が「丸のこ」のようにNGC5545に食い込むようで興味をひかれ…というか怖いもの見たさで…撮ってみました。 小さいので見にくいですが、中央よりやや右上に寄り添った銀河です。 左やや下は NGC5557 楕円銀河です。
N5544 main 
  TOA 150  fL830mm  F5.5     L:10'x12    RGB:各4'x6 (2x2bin)      計 192分  LRGB合成
 
 大分粗れますが、大きくしてみました。 …が 1.6億光年は如何せん遠いです。

N5544 UP 

  以下は ほぼトリムなしですが、右下にエッジオンのNGC5529が入っていました。
N5544 all 
 こちらのリンクから、米国Mt.レモン天文台群で撮られた画像をご覧ください。 アリゾナ大学、他の研究施設(?)のようですが詳細は 上のリンクから Homeに入れますのでご興味ありましたら…。 
 
…やはり、丸のこが回っています (゚Д゚;) … 


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  1. 2016/05/01(日) 13:03:35|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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