天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

Sh2-290 かに座の惑星状星雲 PK 219+31.1

 これは古い天体です…という解説がWiki. その他多く見られます。とても淡いので大分時間をかけましたがそれでもザラツキました。
290 HOO
 SKY90 fL407mm F4.5    Ha:20'x22  O3:20'x10  RGB: 各6'x4    計 712'  3 nights

 以下はHa画像です。
290 H
 中央の青い部分は写り難そうなので O3バンドだけでなく G,B画像も撮影して合成しました。
290 Ogb

 太陽系からの距離は2000光年…とさほど遠くないと思いますが、直径は20光年以上に達し最も大きな惑星状星雲の一つと言われます。 そして古~いと言うことですから長時間の膨張で、大きく、淡~くなった…と言うことと思います。
 また惑星状星雲としては古い…と言うことだと思いますが、元気だった頃は明るく美しかったのだろうと思います。


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  1. 2017/01/31(火) 11:24:52|
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NGC2174 -75 ビッグモンキー と散開星団

 主焦点で画面いっぱいに撮ったのでビッグになりました (原人っぽい感もあります…)。北は左です。
monk SAO
  TOA 150 fL1100 mm 主焦点 F7.3   Ha,O3,S2: 各々20'x6    計 360分
 各バンド共に明るく明瞭で、SAO合成(ハッブルP)とよくマッチングしました。下のAOO合成でも負けずにメリハリが出たと思います。
 
monk hoo

 さて、散開星団 NGC2175 は目視の限りでは星がまばらで解りにくいですが、中央サークル付近がそれのようです。 星雲と一体になっているとの解説(Wiki.)もあるので、可視光では見えない星があるのかも知れません。 サークル中心付近の明るい星は星団とは無関係の恒星(7.5等)です。
 big_monk.jpg

 ステラナビでは右(南)のほうの星印付近に散開星団のマークがあり、そのマーク位置のRA, Decを星団位置と定義する別の例もありました。 一方、NGC2175(星団)は上のサークル、NGC2174(星雲)はモンキーフェイスを含む広い範囲…とする説明もいくつかあり、どうもこちらのほうが納得しやすいと思います。



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  1. 2017/01/17(火) 10:20:52|
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NGC7635 バブル星雲の謎

 7,000光年を越す距離にあって、直径7光年のシャボン玉を膨らませた凄まじい星、しかしその星はバブル球の(見た目の)中心からは大分ずれている…この謎は未解明だそうです。 April 2016 Hubble site記事より。
 H-rgb-lrgb a 
  
TOA 150 fL1100mm 主焦点 F 7.3    Ha,O3,S2: 各々20'x5  計 300分  SAO合成
 今回は主焦点で撮ってみました。下はAOO合成ですが、やはり上のSAOのほうがメリハリが出るようです。
HOO-lrgb.jpg
 
 何とかディテールを…とSAO合成のほうでクローズUPし、手を加えてみました。
H-rgb-lrgb.jpg

 以下は 2016年 4月 のAPOD記事のハッブル画像です。バブル球のOff-center 10時方向にいる明るい星が太陽の40倍くらいの質量の星で秒速 2,000kmの凄まじい恒星風を発し周囲の星間物質を圧縮し風船を作っているとされています。
7635HST.jpg

 自分の画像でどうか…、Ⓐがバブル製造星、Ⓑは(モヤーッと判別困難ですが)恒星風でできたものでハッブル画像では筋状の模様のようにクリアに捉えられています。Ⓒは濃い分子雲が紫外線や恒星風の影響で輝いている状態。Ⓓも濃い分子雲だが恒星風は未到達で、強烈紫外線で輝いている状態。 
N7635exp.jpg 

 更に同記事によると…この大質量星は誕生後まだ僅か400万年、寿命は1~2千万年と極めて短く超新星爆発を起すだろうと見られています。
 
 太陽とケンタウルスαがその距離を保った状態でこのシャボン玉の中に楽々入ってしまうンですから…また、図り知れない大きさなのにほぼ球状…。そしてOff center…と不思議でいっぱいです。



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  1. 2017/01/11(水) 09:08:52|
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ばら星雲を輝かす NGC2244 散開星団

 あけましておめでとうございます
 中央の散開星団を中心に撮りました。大きな散開星団は50光年の大きさで、4500光年の距離にあります。
rose sh_oo Lsise
  TOA 150  fL830mm  F5.5      Ha, O3, S2: 各々 20'x6     計 360分   SA/O/O 合成

 APOD(2000年/8月)によると、散開星団はわずか400万年前周囲のガスから誕生し、その星々が発する光(紫外線)や恒星風がばら星雲の形を創りました。若い星々が発する光は超高エネルギーで星雲を赤く輝かせています。

 以下はSAOマッピング画像(ハッブルP)です。Hα波長が主ですが、S2,O3もとてもしっかりしており場所により変化にも富んでいます。 黄色はS2の強い領域、ブルーはO3の強いエリアです。ただしHαの緑成分を大分レベルDownし S2,O3を引き立てています。
rose sho

 各バンドが元気なので、他のパレットもやってみました。以下は欧州・南(半球)天文台がよくやるAOSパレットです。こんな感じのバラもあったように思います。
rose aos

 実直径150光年もの見事なバラの大輪ができた不思議と、それを創ってくれた星々に感謝です。


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  1. 2017/01/02(月) 09:46:18|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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