天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

M101 回転花火銀河 & H2域

 今年は点在するH2域をできるだけシャープに…という目標で臨みました。
101 LH-lrgb_Ha
 TOA150  fL830mm  F5.5   Ha;20'x10  L:12'x10  G,B; 各々4'x6 (2x2bin)  計 368分

 H2(Ⅱ)域シャープ…のために、上の画像はHα単独画像をRGB合成の「R」に充てています。
 一方下の画像は通常バンドのRも(Hαと)合成して使っています。

101 LH-lrgb
   通常バンドのR: 4'x6 (2x2bin)とHa画像を合成しR画像として使用 他は上と同じ露光  計 392分 

両者は見た通りで、下のほうはHⅡが薄まってしまいますが全体としては自然です。
 以下はHαのフルサイズ(no binning)画像です。

101 H

 下はソフトビニング機能で上のHαを2x2にビニングしR画像にしたもので、トップ画像はこれをそのまま「R」にしていますす。(通常バンドRとの比較用です)
101 hR
 下は通常バンドのR画像(2x2bin)です。ふわーッとした広がりとなっています。
101 R

 下がHαと通常Rを合成したものです。

101 hRR

 カラー化した画像にはマルチバンドシャープ処理も加えてあり、どうやら現条件下では限界に近い感じでした。 形の良い渦巻の腕にちりばめられたHⅡ域は全体を一層美しくさせているので、大口径で撮ってみたいナ~と思わせる対象の一つです。



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  1. 2017/03/19(日) 12:57:14|
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NGC2854 と仲間

 NGC2854 は一番下の2つしっぽが出ている銀河で、その上がNGC2856です。Arp の特異銀河 (Arp's peculier galaxy) カタログの"Arp 285"に属しています。
 左上のフェィス・オン銀河は NGC2857で、見事にこちらを向いています
N2854 L-lrgb 1 
 TOA150  fL830mm F5.5   L:10'x12  RGB:各6'x4 (2x2bin)    計192'   LRGB合成

 下の2つの銀河は明るくつぶれてしまうので、反転し調整してみました。2つの尾の構造が少しだけ見えてきたように思います。一方の尾はNGC2856に向かってかすかに伸びているのですが、そこまでは写りませんでした。 フェイスオンのほうの渦はよく整っています、もっと近くに居てくれたら人気者になったに違いありません。
N2854 L-lrgb rv 

Arpカタログを見ていたら上のフェイス・オンはArp 1でした。(なぜ特異か不明) またM51,M82なども特異銀河として分類されています。

 Arp にご興味ありましたら
こちらのリンクから ご覧ください。この中のArp 29(NGC6946)は面白そうな銀河です。  fL800mmくらいで楽しめそうで、短焦点で近くのNGC6939散開星団とツーショットもよさそう。 ケフェウス~はくちょうの境界あたりにあるので、夏や秋にお薦めです。


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  1. 2017/03/05(日) 10:31:48|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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