天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

M31  アンドロメダ銀河の HⅡ領域

 先ずは、画像をご覧ください。 銀河の中の ところどころに赤いHⅡ領域が見られます。
M31 toa 
 TOA150 830mm L:12'x8 Ha:20'x12 R:4'x8 G,B:各4'x6 (合計 416分)

 画像の中央上下に大きなHⅡ域がありますが、アンドロメダ銀河に住む天文愛好家にさぞかし人気のある星雲なのでしょう。 なお画像を最大に拡大すると画像は粗れますが、あちこちに赤い領域が見受けられます。 かすかーに…ですが。

 はて HⅡ領域とは一体何だろう? …と調べたのですが、難しいのでほどほどで退散しました。 しかしシンプルに言うならば 次のようなお話しなのかナー…と思います。

 プラスの水素原子1に対し、マイナスの電子1の中性水素ガスから成る星間ガス雲(HⅠ領域)がある。そこに生まれたての高温星があると、その星から放射される強い紫外線によって、星の周りに電離水素ガス雲(HⅡ領域)が作られる。(電離とはマイナス電子がプラス原子と分離されてしまう状態を言うようです。)
 そしてこの HⅡ領域では、電離した水素原子と電子が再結合するが、その過程でいろいろな波長の光が現れる。 可視光線の Hα 線も現れる。
 …ということで 更なる疑問も湧きますが、このへんでやめておくのが無難のようです。

 でも HⅡ領域では星が誕生している、ものスゴイことが起こっている… ということが分かりました。

 さて 最近 本ブログに 新たにご訪問頂いている向きも多いようなので(誠に有難うございます)、銀河の全体写真もご覧頂きたいと思います。 今回はこれの中央より少し下のほうを撮ったことになります。 またこの画像は昨年の撮影です。上を北(天の北極)方向としています。
     
M31 2mosic 
 以下は蛇足になりますが、どの辺を撮ったらよいか調べるための画像で、HⅡ領域が多く存在しそうだと見られるところをこれで探しjました。 そして四角で囲った部分を撮りましたが、トップの画像はそれをほぼひっくり返したものです。
M31 撮影範 

 どうもお疲れ様でした。 HⅡ領域が見易い銀河としては、このアンドロメダの近くにある M33がポピュラーで、近日中に撮りますので またお越しください。 (*^-^*)

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