天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

木星状星雲(NGC3242) と キャッツアイ星雲(NGC6543)

 木星状星雲の「おりおんさん」の記事を見て、撮りたくなりました。 ( あの目に魅入られたようです…) 
 また 短時間露出の記事はとても参考になり、キャッツアイの撮影にもつながりました。 大変ありがとうございました。 お礼の気持ちを込めてこの記事を書いた次第です。 

 先ずはトリム無しの画像からご覧ください。  
     
木星状 L2-lrgb     
  TOA X1.6 extended 1760mmFL   RGB: 各々15~60秒を6枚合成 
 15秒,30秒でいくつか撮って見たら、それぞれの画像がゆらぐようにバラツキや、良・不良があったので、45秒や1分露出も加えてそれぞれ10枚くらい撮り、よさそうなものを 6枚程度選び合成しました。 それをRGBごとにやっています。  また、ダーク補正などは省略してしまいました。

 F11.7/1760mmではピント合わせが難しく あまり自信がありませんが、以下はムリヤリのトリミングUPです…。  
 
木星状 upup.jpg   
 やはり、にらまれました…。  (゚Д゚;)
  
 さて 『南天の目玉』 の次は、謎の多い天体と言われる 『北天の猫の目・キャッツアイ星雲』 です。

 撮影は木星状星雲 と同様にやってみました。 アップのほうからご覧ください。 中心星は写りましたが…、まあこんなところが限界のようです。 金魚のようにも…?。

cat's RGB up 
 8時10分方向に筋が見られ、その筋とは直角方向にも かすかに筋が見られます。 これのいずれかが 猫の目 なのでしょうか…? 8時10分方向の筋では眠そうな目になりますかネ。 
 宝石では(石により)どちらの場合もあるようです。

 トリム無しではこんなに小さく 恒星と間違えるほどです。
 cat's RGB 



 さて以下は余談ですが、ハッブルとチャンドラの両宇宙望遠鏡 合作のキャッツアイ画像です。 説明はウィキペディアを参考にしました。 天文ファンには先刻 ご承知と思いますが…。
 
 チャンドラーは 画像中央に斜めに拡がる X線エリア(青い部分)を捉えました。
 色はいずれも疑似カラーで実際とは異なります。可視光を捉えたハッブルのほうは Hα,N2(Ⅱ),O3(Ⅲ)のナローバンドでの合成カラー画像を提供しています
cat's up 説明  
 
両望遠鏡は、X線の発見や その他色々成果をあげたようですが、次もその一つだそうです。
 両端に現れた黄緑の「キャップ」と言われる部分には、N2バンド(窒素系)が顕著に存在する。…と言うことが明らかになりこの星雲の研究に貢献したそうです。 (N2バンドは赤の波長のなかでも より長い波長の領域です)

 下はムリヤリの拡大ですが、ピンク色部分と上記の「キャップ」の位置が符合していると思われます。
  
cat's up'nup

                          どうもお疲れ様でした、またお越しください。

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