天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

M13, M53 球状星団

 空が充分暗くなる頃、逆立ちして棍棒を振り回すヘラクレスが元気です。 夏の天体を待つ間に…というとヘラクレスさんに失礼になりますので、立派な球状星団に敬意を表しつつ、今年も撮影させて頂くことにしました。 長さ比70%くらいにトリムしたものです。
ssM13.jpg
 
   TOA 150  reduced 830mm fL   LRGB 各4'x4  全て no bin   (計 64分)  max 拡大してみてください。

 以下はこれより少し前に撮ったM 53 (かみのけ座)です。 あらかた上と比較可能です。こちらはコンパクトですが広がりも感じられる美しい球状星団だと思います。
ssM53.jpg 
  TOA 150  reduced 830mm fL   L 6'x6  RGB 各6'x4  全て no bin   (計 108分) 

 いつ見ても球状星団は不思議な天体です。古い星々の集まったもの…と言うことですがよくも見事に球状に密集したものです。
 銀河の誕生のあとでも物質濃度が高く、一定レベルを超える乱流の生じるところでは星が大量に誕生したそうです。誕生後は混沌とした状態でも、星々は互いの重力で回転運動を起し重い星が中央に、軽いのは外に…となって、球状になったそうです。 外の星が遠心力に逆らえず飛ばされ母体銀河に吸収されたりすると、次第に回転エネルギーがなくなり安定した球状星団が誕生した…。 とする説がどうやら有力のようです。 そして母体銀河に飲み込まれない軌道を持つ者たちが今残っているとされています。
 例によりwebで調べた程度です。異説があるかもしれません。

 更に、ω星団は球状星団ですが、サイズや星の数、密集度合が破格なばかりか、他の球状星団とは違って星生成が行われている…と言うことで、『 どーもこれは小型銀河が母体(天の川)銀河に吸収され、その中心部だけが銀河の周りを回り始めたものだろう 』 という説があります。   



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  1. 2014/06/10(火) 09:49:44|
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