天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

NGC 7000 北アメリカ星雲南部

 編集中に間違って記事を投稿してしまいましたので、手を入れ直し改めて投稿させて頂きます。

 いまどき 『北アメリカ』 ですが、望遠鏡を東にして、カメラと支柱が当たらないギリギリのところから、つまり対象の天体が天頂に差しかかる一時間くらい前から撮り始め、撮影時間を確保していますので、いまどき 『北アメリカ』 になりました。

 今回は北米南部のディテールを撮りたいと考え、ナローバンドのみの画像としました。
 北は画像右方向です。 このほうが何となくディテールを見易く感じましたので、変則ですが横画像にしました。
北米 lrgb
 TOA150 fL=830mm F5.5    Ha: 15'x6  O3: 20'x6  S2: 20'x6   計 330分

 以下はAOO合成です。 Hαは15分露出で充分で HⅡ域が明るく明瞭でした。 そのためかこの合成でも結構メリハリを感じられると思います。
  でも よく見ると上のSⅡを入れたハッブルパレットのほうがディテールのコントラストが出ています。
北米 HOO
 両者画像サイズを大きめにしてありますので、Max拡大でご覧ください。 

 Hα,SⅡ,OⅢのそれぞれの違いが随分明確でした。(これまであまり無いくらい) 
 先ずHα画像です。 HⅡ域中心の散光星雲ですから最もよく反応します。
北米 H 
 SⅡ画像ですが、随分明快に出ています。 山脈状の部分をSⅡ領域が尾根のように走っているのに興味をひかれます。 また波長帯としてはHαのすぐ近くなのに随分違うものだナ~という感じもします。 
北米 S 
 OⅢはモヤーっとしていますが、散光星雲のOⅢ画像としては とてもよく(明確に)写っているほうです。 大体散光星雲では(OⅢは)何も写らないことが多いです。 
 北米 O
           (各バンドの画像は合成画像で、カラー合成直前の画像です)

 という次第で、素人的な見方では…H系のみならず S,O系の物質が豊富。
H系の濃度はかなり高そう。 しかも気の遠くなるような範囲で… なので星の形成がとてつもなく盛ん… と言うことなのでしょうネ。

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