天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

山梨リニア館見学記

 山梨県都留(つる)市にある見学センターに行ってきました。 

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 TVなどでおなじみの風景です。
01実験線 
 看板はお隣に並ぶ やまなし のPR館と一緒
02シンボル
 山梨県立の見学& PRセンター、この右側は御殿場のほうに行く中央高速
03かんばん 
 電車…と言うより 浮遊高速移動体…は時々通過するので、不慣れな高速連写を2,3回失敗してやっと捉えることができました。 400km/h 代の後半くらいのようです。
 通り過ぎると 「ワーッ」 という歓声と、撮影失敗の笑い声が聞こえます。

04駆け抜け
 数十キロの実験線を往復しており、通常はおおよそ20~30分に一度くらい爆音とともに通過します。爆音は風切り音が殆どだと思います。 ( 2015年の最高速トライ実験では603km/h )

 下は実験線の地形的模式図に走行状態をOn Time で表示する画像パネルです。軌道のカーブ半径の小さいところでも 8000mR と随分大きく、殆ど直線をぶっ飛ばす感じです…。  
リニアここ 

 これは停車(停機?)中です。 時々橋の傍の施設の前で停まります。

07停止中 
 人が出入りできそうなゲートっぽいものが見られます。
06停止中1 

 アップで…。 正面視+望遠のせいもあり表面はデコボコに見えます。
08アップ 

 ミニジェットコースターで超電導の実験が行われています。コースには画像で銀色に見える約1cm角のネオジウム磁石が敷き詰められています。

09超電動1
 
 ある種の超電導体は-200℃くらいでは磁気を通さない/通しにくくなり、超電導体をある位置で物理的に拘束する…これを「ピン止め効果」と言うんだそうで、超電導体は浮いているのではなく捉えられているのだそうです。
12_1.jpg 

 液体窒素で冷却さた超電導体は強い磁気のもとで空中(上下左右)に拘束されています。赤い棒で 「種もしかけもありません」 とやっています。
12超電動4 
 宙返りしても、遠心力で左右に振り回されても。ねじれても、磁石コースからは落ちずに素早く駆け抜けます。これも走り切ると「オーッ」と どよめきがあがります。
13超電動5 
 なお この装置は、ピン止め効果の基本原理のを示すもので、リニアカーの原理の説明ではありません。 

 その他、電気と磁界、リニア等の説明コーナーが並んでいます。
14.jpg 

15.jpg 
  
16.jpg 

 開発の歴史がミニチュアモデルと共に展示されています。
  ML100  1972年 浮上走行成功

17歴史1 
 MLU001  1987年 有人走行で400km/h 達成
18歴史2 
  MLU002N  1993年 実験開始 '95 年有人走行で411km/h
19歴史3 
  いずれも MLX01  1997年 550km/h 到達
20歴史4 

 下は今のLO系の一つ前の MLX01-2 (2003年 581km/h) の実物モデルです(このほうがかっこよいなア…) 多分流体力学的に研究・改良されLO系(逆ぞり最新型)になったのでしょう…。 とにかく大気のドン底を時速 500-600km/hですから空気が最大の邪魔ものでしょうねェ~。

 
 横腹の四角いBOX部に超電導磁石が納まっています。
21_20170920113418ce8.jpg 

 2027年東京-名古屋間で実用化予定だそうです。「既に50年にもなるのにまだまだ10年先か」 …リニアカーはあんなに速いのに…。 飛行機は1903年ライト兄弟 初飛行で、50年も経たずにジェット機が出現。 

 ほぼ直線の軌道をぶっ飛ばしてとにかく早ければよいのか、在来路線への乗り継ぎ乗り入れ等々色々議論もあるようです。 格安航空などの強敵出現は当初想定外だったことでしょう。
 ドイツでは開発前に議論を尽くし利便性を徹底追及し進めたそうですが、料金なども含めて実用性に優れ便利で日本が誇れるものになるとよいですねェ…。



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