天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

惑星状星雲

 惑星状星雲Planetary Nebula)という言い方は、星雲を観測したときに緑がかった惑星のように見えたところから、ウィリアム・ハーシェルにより名付けられたと言われています。 
   ウィリアム・ハーシェル : イギリスの天文学者(1738-1822)。天王星の発見など多くの業績で知られる。

 恒星は質量が太陽の8倍以下であると超新星爆発を起すまでに至らず、末期になると外層が膨張して赤色巨星となり、外層のガスは徐々に恒星の重力を振り切って周囲に放出されていき、惑星状星雲のベースができる。
 一方、中心核は自分自身の重力で収縮し高温高密度の「白色矮星」となり紫外線を放射し、上記のガスを輝かせ、惑星状星雲として我々に見えるようになる。… と言われます。

 ちなみに恒星質量が、太陽の8倍以上なら 超新星爆発 を起し「中性子星」に、30倍以上なら「ブラックホール」になると言われています。

 さて、前置きが長くなりました。これまでに5つの惑星状星雲を撮影していますので、改めて並べて見ることにしました。皆ポピュラーなものばかりです。

M27 亜鈴状星雲  [こぎつね座] 
 我々から 820光年の距離にあり、視直径 7’で惑星状星雲としては結構大きく見えます。
 実際の直径(長さ)は、1.6光年との説があります。
M27 

M57 環状星雲 or リング星雲  [こと座]
 距離 2600光年(1400光年説もある)  視直径:1.3’x1’ 
M57 
小さいので、トリミングですがUPしました。
M57 up 

NGC7293 らせん星雲  [みずがめ座]
 距離 700光年 太陽系に最も近い惑星状星雲の一つ
ラセン星雲 

M97 NGC3587 ふくろう星雲  [おおぐま座] 
 距離 2600光年  視直径:3.4’x3.3’
フクロウ星雲 

NGC2392 エスキモー星雲  [ふたご座]
 距離 1360光年  視直径:47”x43” かなり小さいのでトリミングで拡大。
 
エスキモー 
 さて、それぞれ 「ふくろう」 の顔 や 防寒フードをかぶった 「エスキモー」 の顔・形に見えましたでしょうか?
  
NGC6826 まばたき星雲 [はくちょう座] 
距離 3300光年  視直径:2.3’
N6826 up 
まばたき星雲記事には、こちらからお立ち寄りください。

NGC6781 [わし座]
距離 2600光年  視直径1.8’
NGC6781 わし座本文 
NGC6781星雲記事にも、こちらからお立ち寄りください。


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