天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

M94 りょうけん座の銀河 (太巻き銀河)

 二重リング構造を持ち立派なメシエ銀河ですがあまり人気者ではないようです。大分拡大しましたので少し粗れています。
M94 L-lrgb
   TOA150  fL830mm  F5.5    L:8'x10  RGB:各4'x6 (2x2 bin)   計 152分
 この銀河は、セイファート銀河で中心核は極端に明るく大質量ブラックホールにより爆発的に星が形成されている活動的な銀河です。(ウィキペディアより)

 下は若干トリミングした画像です。 もう少し大きくて、写り映えする渦を持っていたらよりポピュラーになったでしょうネ。
M94 L-lrgball

 でも二重リングというのは特徴として充分だとも思います。明るい部分と淡く広がるかたちはまるで太巻き寿司を切ったように程よく別れたものだな~と思いますが…。



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  1. 2016/05/25(水) 11:12:10|
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NGC3509 しし座衝突銀河 Arp335

 おたまじゃくしがしっぽをくるりと巻いた様子がどこまで撮れるか…と臨みました。13等以下と言うことで暗い天体です。距離は色々調べましたが分かりませんでした。
 下の画像は半分くらいトリムOFF(面積4倍)ですが、それでも小さく外形が分かるくらいです。

N3509 L only up

  TOA150  fL830mm  F5.5   L:10'x12   白黒画像です
 下は若干トリミングした画像です。○億光年…と遠いンだろうな~との思いで…。

N3509 L only

 近年の研究では大分解明されているようです。オタマジャクシが一匹…ではなく既に他の銀河を飲み込んでいるようです。
 こちらのペイジをご紹介します、小さい画像をクリック(拡大)してご覧ください。解説ではエッジにある青白いドットが飲み込まれた銀河なのだそうです。…がよく分かりませんでした。
 ハッブルの画像
ではさすがにすごいことになっている様子が分かります。


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  1. 2016/05/15(日) 11:53:24|
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NGC5544 & 5545 うしかい座の衝突銀河 Arp 199

 衝突の有様はフェイスオンのNGC5544が「丸のこ」のようにNGC5545に食い込むようで興味をひかれ…というか怖いもの見たさで…撮ってみました。 小さいので見にくいですが、中央よりやや右上に寄り添った銀河です。 左やや下は NGC5557 楕円銀河です。
N5544 main 
  TOA 150  fL830mm  F5.5     L:10'x12    RGB:各4'x6 (2x2bin)      計 192分  LRGB合成
 
 大分粗れますが、大きくしてみました。 …が 1.6億光年は如何せん遠いです。

N5544 UP 

  以下は ほぼトリムなしですが、右下にエッジオンのNGC5529が入っていました。
N5544 all 
 こちらのリンクから、米国Mt.レモン天文台群で撮られた画像をご覧ください。 アリゾナ大学、他の研究施設(?)のようですが詳細は 上のリンクから Homeに入れますのでご興味ありましたら…。 
 
…やはり、丸のこが回っています (゚Д゚;) … 


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  1. 2016/05/01(日) 13:03:35|
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NGC5945 と周囲の銀河達 うしかい座

 我々一般アマチュアにとっては 遠く、地味~な天体です。 海外のHPを見ていて、難しそうだが撮って見ようか…と言うことで始めました。
N5945 L-lrgb

 TOA 150  fL830mm   F5.5      L:10'x12    RGB:各4'x6 (2x2bin)    計 192 分   LRGB合成

 何れも2.7億光年以遠、14等級以下…と言うことで、上の画像では何だかよく分からず大きくトリムUPして処理を重ねました…が、NGC5945での外側に拡がる淡い腕や 同5934,5935の相互作用している状態などよく現れませんでした。
N5945 up_exp

 それでは…と例によって反転し感度UPして見ました。
 NGC5945 は
周囲を取り巻く淡い部分が少し出てきました。その下の5943は衝突銀河で一方が激しく変形しているのですが、かすか~にそれらしい影のようなもの(矢印)が出てきたようです…。
 右上の5934,35も相互作用とみられるもの(これも矢印)があるように思います。
N5945_etc_exp.jpg

 主役の5945は、明確な棒を持ちこちらに顔を向け周囲には淡い腕を広げとても美しい棒渦巻き銀河です。 もう少し近くにいてくれたらナ~、もったいないナ~、(反転画像で我慢しなくとも…)と思います。
 冒頭のHPでは、60cm鏡/fL約5mでのきれいな画像が載っていますので、
こちらから…。 
 


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  1. 2016/04/25(月) 09:37:07|
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M60 と仲間達 おとめ座 Arp116

 楕円銀河は渦や腕を持たず単調なためか写真の対象としては気が進みませんでしたが、最近懲り始めた衝突銀河のアープアトラスを物色していたら、M60と渦巻の接近画像があり、「これは面白そう…」となった次第です。
M60 L-lrgb_b  TOA150 fL830mm     F5.5 L: 10'x12    RGB: 各4'x6 (2x2 bin)      計 192'    LRGB 合成
 接近している渦巻はNGC464(11.4等)、相互作用している銀河として ARP116 とカタログされています。右のほうにいる楕円は M 59です。

 L画像(白黒)をトリムUPしてM 59は外れてもらい、右下のNGC4638(11.3等)を入れた構図としました。これに接近しているように見える(距離差?見かけのみ接近かも)のはNGC4637(15.0等)です。 …等級はステラナビによる。

M60 Lb


 ところで楕円銀河ッてどんな成り立ち…? 
 年老いた、動きの不規則な星からなり星間ガスも希薄で星の生成なし…とお先真っ暗でしたが、優秀な望遠鏡のお蔭もあってか…若い星も無くはない…などと少しずつ研究も進んでいるようです。

 アストロアーツ2015年7月の記事 に欧州南天文台のM87 (おとめ座巨大楕円銀河) の研究成果が紹介されていました。
 それによると銀河はこの10億年以来周囲の小銀河を飲み込んでは巨大化してきた(怖ッ)…のだそうで、研究は銀河内の300余りの惑星状星雲の光を分析した結果に基づくのだそうです。

 詳細ご興味ありましたら上のリンクより。




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  1. 2016/04/19(火) 09:51:09|
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NGC5357,5258 おとめ座の衝突銀河 Arp240

 アープさんのカタログNO.240は相互作用している様子が視覚的に明確な銀河達です。後述のハッブルサイトでの解説によると、両者には超大質量のブラックホールが中心付近に潜んでいて星の生成が盛んなのだそうです。N5257 Ldisi-lrgb
 TOA150  fL830mm  F5.5    L:10'x8  RGB:各4'x6(2x2bin)       計 152'    LRGB合成

 しかし思ったより小さ~くしか写りませんでしたので、多少限界を超えて拡大してみました。 何とか両者がつながっている様子が分かります。
N5257 Ldisi-lrgbup 
 反転、感度UP画像です。
N5257 Ldisi-lrgbuprev 

 ハッブルサイト/ニュースセンター/2008.4.28 版によると、距離は 3億光年…と言うことでした。 光度はステラナビですが何れも14等級でした。 こちらからハッブルサイトに行き 最大拡大画像をご覧になってみませんか。


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  1. 2016/04/09(土) 17:45:33|
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NGC3184 おおぐま座の渦巻銀河

 真正面視でよいかたちの渦巻きを見せています。
N3184 L-lrgb
    TOA 150    fL830mm F5.5    L:10'x10  RGB:各4'x4 (2x2bin)    計 148 分   LRGB合成
 距離は2500万光年(wikipediaでは4000万光年)、銀河直径 5万光年…と小ぶりなのに星の数は数千億個…!と推測されています。 …2000年.9月APODより。 ~と言うことは星の密度が相当高い銀河…なのでしょうかネ…。
 小ぶりなため広~い星野の中にポツリと存在するような図になりますが、そこに深~い宇宙を感じたりしています。

 トリムアップしてシャープ化などやってみた画像です。
 
N3184 L-lrgbup
 中心核が小さく引き締まっています。 そしてせっかく 「かっこいィ~でしょ」と美しい渦をこちらに向けていますが、同じ星座にいる派手な回転花火のせいか、あまり目立たないようです。 
 
 撮影チャンスは、天頂から西側でまだまだ続きますので、空の良い条件下で露光時間を充分取りトライされんことをお奨めします




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  1. 2016/04/04(月) 10:06:48|
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NGC2798 やまねこ座の近接銀河 Arp 283

 ここのところ接近or衝突中などの特異銀河/アープカタログを物色し、撮影しています。
 
 Arp283は、ヘの字のNGC2799が大きいほうの2798に吸いこまれそうに見え面白そうでしたが、大分遠いためか中焦点では小さ~くなってしまいました。
N2798 L-lrgb
 TOA150 fL830mm   F5.5 L:10'x18  RGB:各4'x8(2x2bin)   計 276'  LRGB合成

 L画像(白黒)で拡大してみました。 互いに影響し合っているのが何とか分かるような気がします

N2798 L

 距離は?…と興味が湧きますが探し当てられませんでした。明るさは12.3等と14等級でした。 上部中央にかすかに写っているのは PGC26231(16.6等) という銀河ですがこちらのほうは、はるか何億光年か…なのでしょうネ~。 (等級は何れもステラナビより)
N2798 Lrev

 大きいNGC2798の下のあたりが2799のへの字につながりそうに見えますが、この先どうなるのか…?

 これは米国にて、80cmクラスで17時間くらいかけて撮影されたこの銀河です。 これを見ると2799は既に壊されているような感じですネ…。


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  1. 2016/03/30(水) 10:31:56|
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NGC 5395 りょうけん座の衝突銀河 Arp.84

 アープさんのカタログから、我々アマでも何とか撮れそうなものを物色しトライしています。 
N5395 L-lrgb
 TOA150 fL830mm  F5.5   L:10'x10  RGB:各4'x6 (2x2bin)    計 172分  LRGB 合成

 大分粗れますが拡大後少し手を加えてみました。上(北)にかすかに2本のアームが見られる小さいほうがNGC5394です。何だか引きずり込まれそうです。
N5395 L-lrgbup

 反転して濃淡を強調してみましたが…なかなか難しいです。大きいほうも何だか乱れている感じですネ。
N5395 Lrv

 距離は諸説あるようですが、1億6000万光年…と推定されています。
 1億を越し13等級前後になると大分難しくなりますが、まだ他にもありそうなので探してみたいと思います。

 ちなみにアープアトラスはこれを見ています。



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  1. 2016/03/25(金) 10:50:16|
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NGC5566 おとめ座 衝突銀河 Arp 286

 Arp 番号 ・・・ン? と言うことで調べてみました。
…ホルトン・C・アープ (Halton Christian Arp)さんという米国の天文学者が、銀河同士の相互作用や合体の様子を集めたカタログ(アトラス)を1966年に発表しました。 アープ・アトラスは他の天文学者にも研究され高く評価されて来たのだそうです。…Wikipedia より

 Arp 286までの距離は、9000万光年…とアマチュアにとっては大分遠い対象です。下の画像は若干トリミングした画像です。(食パンの耳を落とした程度) NGC5566は画像中央の大きな銀河で、差し渡し15万光年と言われます。

N5566 L-lrgb
 TOA150  fL830mm F5.5    L:10'x18  RGB:各4'x6(2x2bin)   計 252分  LRGB合成

 L画像(白黒)のほうが見易いのでグーンとトリムUPし、手を加えてみました。NGC5566は棒渦巻きのようです。右の引き伸ばされ、ゆがめられ可哀そうなくらいなのは 5560、左のかすかに写っているのは15等級の 5569 です。

N5566 L

 どうなっているのか、もう少し…と言うことで反転して目いっぱい感度UPしてみました。
 小さい 5569もA部を見ると大分影響を受けているような感じです。 5566も相互作用のためか引っ張られたように長い円盤です。 B部に裂け目のように見えるのは大きなダストレーンです。C部にはそり返ったような形が見られます。

N5566 exp

 Arp Atlas には338組の相互作用銀河が収録されています。 Atlas of Peculiar Galaxies …特異銀河地図 と言うことで、一見すると多くは(普通の)アマチュア向きではなさそうでした。 しかしこのArp 286クラスなら何とか楽しめる限界なので少し探して見ようかと思っています。


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  1. 2016/03/19(土) 09:53:08|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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