天体写真コレクション 羽刈の里天文台より

冷却CCDカメラによる天体写真の掲示。観測ドームの製作過程や使用器具など紹介しています。

りょうけん座ペア銀河 NGC4631 & 4656

 どちらもエッジオンですが、左のNGC4656のほうは大分崩されているようです。
4631w56 lrgb_disi
  TOA150 reduced fL830mm F5.5      L:8'x10  RGB:各々4'x4 (2x2bin)     合計 128 分 LRGB合成

 以前に右上の銀河を単独で撮っていました。 ウィキペディアによると、渦巻銀河を横から見ていて銀河面の外側でガスや恒星がどのように分布しているのかを観察するのに適している…のだそうです。
N4631 LRGB up 

 くじらに似ている…とかニシン?に似ていると言われています。そういえば上の伴銀河NGC4627はくじらが潮を吹いたようだ…とか子供連れのくじら…と想像を膨らませるのも…。 でもなぜニシン…?? 

 こちらの 2016 June のAPOD画像では中央付近のコア、点在するダスト,散光星雲,青い星などがよく見え、伴銀河との間のスターストリームもかすかに見られる…とされています。



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  1. 2018/03/06(火) 09:11:20|
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M94 ひな菊のような銀河

 見た目には「ひな菊」のようですがセイファート銀河と呼ばれる活動銀河の一つ。二重のリング構造を持ち、内側のリングでは爆発的な星形成が起こっている。(Wikipedia) …と言われます。
m94 2018 lrgbUP
    TOA150 reduced fL830mm  F5.5     L: 8'x20    RGB: 各4'x6(2x2bin)     計 232分  LRGB合成
 上は等倍、下はトリム無し画像です。

m94 2018 lrgb 
 近くの 「ひまわり・M63」 のほうがポピュラーですが、ひな菊は傍らで控えめに咲いています。


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  1. 2018/03/02(金) 08:14:24|
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M96 しし座の銀河

 淡~く外側を取り巻く領域、中心付近の塵による非対称な暗黒帯、はるか後方にいるエッジオン銀河など何れも難易度の高いものばかりですが どこまで写るか…と臨みました。 等倍画像から。
m96_lrgbUPblog.jpg
  TOA reduced fL830mm F5.5    L:12'x14  RGB:各々4'x6(2x2bin)    計 240分  LRGB合成
 ンッ~?…と 説明が必要のようです。

m96exp.jpg
 以下はトリム無し画像です。
m96_lrgbblog.jpg

 ESO(欧州南半球天文台)の画像は素晴らしいので、まだでしたらこちらからご覧ください。 エッジオン銀河をよぎる暗黒帯まで鮮明に捉えられています。
 このエッジオンは(高解像度鏡で)見かけサイズがM96の1/5くらいになりますが、もしも実サイズが同程度だとすると地球からの距離は(M96の)5倍になるだろうと言われています(APOD_2007 June 15より)。

 


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  1. 2018/02/23(金) 09:19:39|
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M64 黒眼銀河 Black-eye Galaxy

 大分ご無沙汰していた対象です。
m64 18_02 Ldigi-lrgbup
   TOA150 reduced fL830mm F5.5         L:10'x12 RGB: 各々4'x6    計 192分  LRGB合成 
 以下はノートリム画像です。サイズをやや大きくしてありますので拡大してご覧ください。

m64 18_02 Ldigi-lrgb

 
 引いた画像で見ると、宇宙に浮ぶフラットな円盤の中の黒い眼が不気味な感じがします。



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  1. 2018/02/16(金) 08:59:15|
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M100 大腕 渦巻銀河

 大きな二本の腕がぐる~りと中心を包み込む美しい銀河です。 周囲には多くの遠い遠い銀河が見られます。 
M100_18_1 Ldisi-lrgb_blog
  TOA150 reduced fL:830mm F5.5    L:10'x16 RGB:各々4'x6  計 232分  LRGB合成
 以下は等倍にしてみた画像です。

M100_18_1 Ldisi-lrgb_eq

 2015,Feb.APODではハップル鏡での銀河中心部が出ていますが圧巻で、芯の芯まで渦が達するようです。同記事の解説ではこのように際立つ腕状渦を持つ銀河をGrand design spiral galaxyと呼び、多数の継ぎはぎ状の腕を持つものはflocculent spiral galaxy と区分されるのだそうです。(初耳だったのでご紹介まで…)


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  1. 2018/02/13(火) 10:05:42|
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M95 しし座の銀河

 M95は少々暗いのでたっぷり時間をかけて…と臨みました、…が。

 まずは、チョット粗れていますが、銀河の概略の構造が見易いので等倍画像から…。

M95 18_1 L-lrgb_full
   TOA150 reduced fL830mm  F5.5      L:10'x18    RGB:各々4'x6(2x2bin)     合計 252'    LRGB合成     
 どうも空の条件のせいか12分露光ではかぶりでダメで10分としました(それでも影響あり)。光害地での限界かも知れませんネ…。
 下はサイズダウンし、僅かにトリミングした画像です。これを拡大して見るくらいがよいところ(限界)のようです。

M95 18_1 L-lrgb blog 

 でも棒渦巻きの美しい銀河で、棒の両端がつながる丸~いリングの外に淡い渦が楕円状に取り巻いてとても神秘的で特徴のある銀河だと思います。



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  1. 2018/02/01(木) 10:08:01|
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M109 & M108 おおくま座銀河2体

 M109 をトリムUPした画像から…。 相変わらずの棒と鮮明な渦はとても特徴的です。
M109 18_02 Ldigi-lrgb
  TOA150 reduced fL830mm  F5.5      L:10'x8    RGB:各4'x4 (2x2bin)     計 128分    LRGB 合成
 以下はほんの少しトリムした画像です。

M109 Ldigi-lrgb 

 ふくろう星雲と一緒に撮られることの多いM108 を単独で撮りましたが、少々寂しいので M109と一緒にアップします。

M108 -lrgb

   TOA150 reduced fL830mm  F5.5      L:8'x12   Ha:15x2   RGB:各4'x4 (2x2bin)    計 174分    (L+Ha)-RGB 合成
 M82のような不規則銀河に見えますが、渦巻きを大分斜めから見ているのだそうです。 しかし渦巻きは殆ど識別不能でした。



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  1. 2018/01/22(月) 08:23:32|
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M31 アンドロメダ銀河をFS-60Cで

 銀河円盤のアチコチに走る暗黒帯、そこに点在するHⅡ域を6cm鏡でどこまで撮れるかナ~と臨みました。
L_H-lrgb b

   FS-60C reduced fL256mm F4.3   Ha:15'x14  L12'x8  RGB:各々4'x6   合計 378 分

 やはり暗黒帯の付近は星の誕生しているエリアで、若い星からの強烈紫外線でHⅡ域が産まれているのでしょうネ…。 何だか銀河が生きているような感じがします。

 下はHα画像です。

H_20171204175216d05.jpg

  以下は一昨年 fL407mmで撮った画像です。
M31 HR-rgb 1-lrgb a 

 下は4年前でしたが fL830mmのほうで南部を撮ったものです。
M31 南 UP

 まあそれぞれがそれなりに…と思います。 いつもそれなり…ですが (*^-^*) 

 アンドロメダと言えば2013年のHSC(Hyper Suprime-Cam)による超広視野主焦点カメラによる高解像度,広域画像が話題となりましたが、それを天体写真家の上坂浩光さんという方がHSC の素晴らしさをより多くの人に知ってもらう為には、もう少し鑑賞向けの画像処理も有効なのではないか、と翌年製作された画像を見ました。 暗黒帯のディテールや星々がガス状でなく粒状に見えとてもリアルです。
 まだでしたら
こちらからどうぞ。 (データ量が多いためか少し時間がかかるかも知れません)


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  1. 2017/12/05(火) 08:36:17|
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NGC2782 やまねこ座の特異銀河 ARP215

 銀河同士の合流により生じたとされる淡く大きな腕を持つ特異銀河です。
2782-lrgbtrim.jpg
  TOA150 fL830mm  F5.5    L:15'x10 +12'x10    RGB: 各4'x4 (2x2 bin)     合計 318分  LRGB 合成
2782-lrgb.jpg
  銀河同士の衝突は約2億年前に起こり、衝突で一方は蹴散らされ吸収された。一方距離は約1億光年なので、衝突後1億年後の姿を見ているに過ぎない…と言う解説があります。


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  1. 2017/05/19(金) 10:53:14|
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おたまじゃくし銀河 Arp188 (りゅう座)

 ARP188、UGC10214…とIDされているのみでNGC,IC番号などは持たないマイナーな銀河です。距離4億2千万光年(APOD)、光度14.4等級(Wikipedia)です。 pgc57129 L-lrgb UP
 
 TOA 150  fL830mm  F5.5  L:12'x12  RGB:各4x4 (2x2bin)    LRGB合成  計 192分
 しっぽは、この銀河の30万光年後ろ側に存在する銀河の影響で発生しその長さは28万光年と言われています。
 後方の銀河はおたまじゃくしの頭のところに高解像鏡で一部が見られます。

pgc57129 L-lrgb-disi
 これは10%オフくらいのトリム画像です。尾は写らないと思いましたが、超大型の若く強烈に輝く星団が主な構成要素であるため写ってくれたのだと思います。
 また、いずれは尾も消えて(カエルにはならず)この星団は伴銀河になるだろうと推測されています。

            APOD はこちらから。

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  1. 2017/05/04(木) 00:02:58|
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北関東は足利市住人です。天体写真、"かも"の木彫を"ものづくり"を取り入れて、ご紹介します。ご意見お寄せ頂ければHappyです。Tsukadom

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